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2022.05.27
最近ではドラマやCMのダンスが話題になったり、アーティストの特徴的なダンスが流行したりと、振付が社会的現象を巻き起こす例も少なくありません。
これらの振付は、コレオグラファーと呼ばれる人たちが生み出すものです。
そこで本記事では、国内に限らず世界的に活躍する日本人コレオグラファーを紹介し、コレオグラファーになるために必要なポイントを解説します。
ダンスが好きな方、コレオグラファーという職業に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
コレオグラファー(Choreographer)とは、振付を意味するコレオグラフィーを専門的に行う者を指し、日本語では振付師や振付家とも呼びます。
ストリートダンスだけでなく、モダンバレエや日本舞踊・歌舞伎、音楽や映画などショービジネスの場でもコレオグラファーが活躍します。
また、映像作品の格闘シーンを振り付ける「ファイト・コレオグラファー」や、振り付け全般業務を統括する「アソシエイト・コレオグラファー」など、場面や役割によっても種類が様々です。
コレオグラファーは自分で振付を考案し、ダンサーに教えて指導します。
現役歌手やアーティストで自分自身がコレオグラファーとして活躍する人もいれば、表舞台を引退し、経験を活かしてコレオグラファーに転身する人もいます。
また、コレオグラファーは振付そのものだけでなく、ダンスを一つの作品として、全体の構成を演出するケースも多いです。
コレオグラファーには、見る人を惹きつけ、強い印象を残すような振付が求められます。
そのため、コレオグラファーとして活躍するためには、ダンスの技術力に限らず、独創性や表現力も重要なポイントです。
国内外問わず活躍している日本人コレオグラファーは沢山います。
ここでは、有名アーティストや作品の振付を手がけ、ダンス界で名を馳せるコレオグラファーたちを紹介します。
SHINeeとの親交が深く、他にもBoAやRed Vevetなど、多くのトップアーティストの振付経験を持ちます。
韓国の有名スタジオで講師もしており、ワークショップは連日人気です。
TWICE・BTS・NCT・RedVelvetなど、現在日本でも大人気のK-POPアーティストの振付経験があります。
日本人離れしたリズム感と身体能力をもち、「QUEEN OF SWAG」の異名をもちます。
国内外問わず多くの映像作品に携わった経験があるダンサー兼コレオグラファーです。
最近では女優としても活躍の場を広げています。
SHINeeのデビュー曲「Replay」の振付をきっかけに、東方神起や少女時代など日本にK-POPブームを巻き起こした韓国アーティストの振付経験があります。
日本ではAKB48の振付経験も担当しました。
2001年生まれの若いコレオグラファーで、NCT U、StrayKidsなど同世代のアイドルの振付を担当しました。
楽曲の特徴を捉えたキャッチーな振付が魅力的です。
ダンスカンパニーを主宰し、Perfumeをはじめとするアーティストの振付やライブ演出、CMやMVの振付なども行っています。
連続ドラマで話題になった「恋ダンス」の生みの親です。
マドンナのワールドツアーのダンサーや、ハイブランドの振付・演出も行っています。
日本では欅坂46をはじめとするアーティストや舞台、CMの振付を担当しています。
DA PUMPのメンバーとして活躍する反面、振付師としても多くの作品を生み出しています。安室奈美恵、back numberやUVERworldなどの振付を担当した経験があります。
コレオグラファーになるためには当然、ダンスの知識と技術が欠かせません。
コレオグラファーを目指す多くの人は、タレント養成所やダンススクールでダンススキルを磨きつつ、イベントや映像作品のバックダンサーを勤めて経験を積み重ねます。
コレオグラファーに必要とされる高いダンススキルや、照明や構成・音楽など振り付けに関する知識を身につけるため、コレオグラファーの専門学校に入学する人もいるでしょう。
また、コレオグラファーのキャリアの第一歩として、ダンサーが所属するプロダクションで先輩のアシスタントをしたり、フリーランスのコレオグラファーに弟子入りしたりして、仕事を覚えていきます。
コレオグラファーを目指す人は、自分の技術を磨くことはもちろん、多くの振付作品を見てダンスの技法やアイデアを吸収する姿勢が大事でしょう。
▶参考記事:ダンスセンスがある人とない人の違いって何?センスを磨くコツ4つ
いかがでしたでしょうか。
今回はコレオグラファーの役割やキャリアについて解説し、日本人で活躍するコレオグラファーを紹介しました。
コレオグラファーとして成功するためには、ダンスのスキルだけでなく発想力や表現力・構成力なども求められます。日頃からダンスに関するアンテナを張っておきましょう。
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