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コラム

ダンスセンスがある人とない人の違いって何?センスを磨くコツ4つ

2022.02.22

    目次

  1. ダンスのセンスがある人とは?
  2. ダンスのセンスがない人とは?
  3. ダンスのセンスを磨くためのコツ
  4. センスなんて関係ない!コツを押さえてダンスの腕を磨こう

 

 
習い事の中でも人気の高いダンス。

 

とはいえ、中には「うちの子はセンスがあるのかな」と不安に思われている親御さんも多いのではないでしょうか。

しかし、ダンスにおける「センス」がどのようなものなのか、明確な定義はありません。
つまり、コツを押さえれば誰もが上達する可能性があるということです。

 

そこで本記事では、ダンスのセンスがある人とない人の違い、センスをより磨くためのポイントについて詳しくご紹介します。

 

ダンスのセンスがある人とは?

ダンスのセンスには定義がないとお伝えしましたが、リズム感、身体の使い方、コピー力を身に付けている人はやはり上達も早いものです。

それぞれどういった意味を持つのか、具体的に見ていきましょう。

 

リズム感

幼い頃から音楽に触れていた人の中には、音楽が流れだすと自然と身体を動かしてしまう、そんなリズム感を身に付けている人がいます。

 

リズム感は、さまざまなスポーツにも非常に高い効果をもたらすため、日頃から「運動神経が良い」と言われている人は、ダンスも上達が早いでしょう。

また、リズム感が良い人は、音楽に合わせて柔軟に全身を動かすことができるのも特徴です。

 

「音楽に合わせて体を動かす」というのは、つまり「一つずつの音を正確に捉える」ということを意味します。
これは思いの外難しいもので、手拍子やタンバリンはできても足のステップは踏めない、という人も少なくありません。

 

それが自然にできる人は、ダンスのセンスがあると言えるでしょう。

 

身体の使い方

一般的に「運動神経が良い」と言われる人は、身体の使い方を自然に理解しています。

 

私たちは歩いている時、常に「歩く」ということを意識しているわけではないのに、自然と左右の足を交互に出して前に進みますよね。
これは、脳からの指令により筋肉を動かしているからです。

しかし、指令がさらに複雑な状況になると、人によって動きに大きく差が出ます。

 

例えば、目の前にボールが飛んできたとしましょう。ボールが飛んできたことが脳に伝わり、瞬時にそれを避けるための指令が身体中の筋肉に伝えられます。
ここで、ボールをうまく避けられる人もいれば、そのまま当たってしまう人もいます。
それが、運動神経の違いです。

 

運動神経の良い人、つまり身体の使い方を分かっている人は、脳が状況を察知し、どうすべきかを瞬時に判断した上で的確な指示を出し、それに対してアクションを起こすのが上手なのです。
そうした動きを瞬発的にできる人は、ダンスのセンスがあると言えます。

 

コピー力

ダンスセンスがある人は相手の動きをコピーするのが上手い、とよく言われます。
ただしこれは形だけの真似ではなく、ダンスの本質まで捉えた上でのコピーです。

 

多くの人は、ダンスの動きを覚える際、まずは全体的な動きや流れをマスターしようとします。
しかしセンスのある人は、足や腕、指先までそれぞれのパーツに意識を向け、一連の動作の中でのポイントを見極めながらダンスを覚えようとするのが特徴です。

 

どのタイミングで足に何%重心が乗っているのか、どの向きで指先を伸ばすのか、そういったバランスを瞬時に捉えながらお手本を見ているのです。
そのため、センスがある人は一度見れば見本に近い動きができるようになります。

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ダンスのセンスがない人とは?

反対に、残念ながらダンスのセンスがないという方も一定数存在します。
センスのないことを判断するポイントについてご紹介します。

 

音楽を聴く習慣がない

音楽がなければダンスが成立しない、と言っても過言ではないほど、ダンスと音楽は切り離せない関係です。
そのため、日頃から音楽を聴く習慣がなければ、自然とリズムを取るという感覚も養われにくく、ダンスのセンスは期待しにくいでしょう。

 

アフリカに暮らす人たちはなぜリズム感がいいのか、というのも同じ原理です。
アフリカでは16ビートの音楽文化が根付いており、彼らは生まれた時からその中で生活しています。

そのため、自然とリズムに合わせて身体を動かすことができる、つまりダンスのセンスに長けているのです。

 

身体を動かすことが苦手

身体を動かすことが苦手な方は、自分の思い通りに身体を動かすことが下手、というパターンがほとんどです。

 

これは、先述した身体の使い方にも関係することで、自分の身体がどういった構造をしていて、どのように動くのかを把握できていない状態です。
そういった方は、スポーツが全般的に苦手な傾向があります。

 

ダンスでタイミングがずれる、サッカーでドリブルが続かない、ボクシングでステップが踏めない、これらは一見何の関係もないことのように見えますが、実は全てが同じことに起因しているのです。
自分の意思と身体の動きに違和感を抱く方は、残念ながらセンスがあるとは言えないでしょう。

 

ダンスのセンスを磨くためのコツ

センスがない方の特徴に当てはまっていたからといって、ダンスを諦める必要は全くありません。
ここでは、ダンスのセンスを磨くためのコツについていくつかご紹介します。

 

よく観察する

ダンスのセンスを磨くには、とにかく相手をよく観察することです。

 

ただし「観察する」というのは、ただ見るのではありません。
例えば、先生が片手を挙げたポーズを取ったとしましょう。

 

そこには指先の向きや角度、手を挙げた軌道、それに伴う足の動き、反対側の手の状態など数えきれないほど多くの情報が含まれています。
そうしたことに瞬時に気付くことができる観察力を養うことが、ダンスの上達に繋がっていくのです。

 

ひたすら真似をする

とにかく身体を動かし、お手本と同じ動きができるまでとにかく真似をし続けることも、有効です。
ただし、何も考えずにただ踊るだけではセンスは磨かれません。

 

ポイントとなるパーツや動きに意識を向けた上で、丁寧に真似ていくことがポイントです。
先生が踊っている時のバランス、重心のかけ方などまで完璧にコピーできるようになれば、自ら上達していることが実感できるでしょう。

 

音楽を聴く

日頃から音楽を聴く習慣を付けておけば、自然とリズム感が身に付いてきます。
初めのうちは、好きな曲を飽きるほど聴き込むところから始めるのがおすすめです。

 

何度も繰り返し聴くことで、全体的なテンポや盛り上がりの部分など曲調を掴むことができます。
それに合わせて手拍子や身体でリズムを取るようにして、身体にリズムを教え込みましょう。

 

オシャレを楽しむ

一見関係ないように思えますが、自分に合ったオシャレを楽しむことができる人は、ダンスのセンスがあると言われています。

 

言われてみれば、ダンスをしている人はオシャレな人が多いイメージがありませんか?
オシャレが上手な人は、自身の体型を客観的に見ることができる人が多く、最も魅力的に見せる方法を知っているのです。

 

どうしたら小顔に見えるか、足が長く見えるか、など日頃から考えてファッションを選ぶことで、自然とセンスが磨かれるでしょう。

 

こちらの記事で「ダンスに運動神経は関係ない!運動神経が悪くても上達する3つのコツ」をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

センスなんて関係ない!コツを押さえてダンスの腕を磨こう

いかがでしたでしょうか。

 

この記事を読んでいただくことで、ダンスをする際のセンスについてご理解いただけたと思います。
確かに人によって多少の差はありますが、決してそれが全てではありません。
コツを押さえて練習を続けることで、確実にダンスが上達していくはずです。

 

心配している親御さんも、ぜひお子さんの「ダンスが好き」という気持ちを見守ってあげてくださいね。

 

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