3歳からする習い事の選び方やメリットについて解説
2022.09.02
目次
保育園児のお子さまを持つ保護者の方のなかには、子どもに習い事をさせることを検討しているという方もいらっしゃるではないでしょうか。
運動系や文化系など、習い事にはさまざまな種類があるため、なるべくお子さまの性質に合ったものを選びたいですよね。
そこで本記事では、保育園児が習い事をするメリットや、おすすめの習い事を紹介します。
保育園児のお子さまに習い事をさせたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
保育園児のうちから習い事を始めることによる主なメリットには、以下のようなものがあります。
子どもは適応能力や順応性が高く、初対面の子ども同士であってもすぐに仲良くなります。
保育園児のうちから習い事で多くの子どもと触れあうことで、保育園以外の友達が増えるということは、大きなメリットだといえるでしょう。
保育園児のうちから習い事に通うと、礼儀作法や競争心が培われるというメリットもあります。
先生に挨拶やお礼をいうといった礼儀作法が身につくことにくわえ、チームのメンバーと切磋琢磨することで競争心が芽生え、身体能力や技術が向上します。
また、グループレッスンの場合は、ほかのメンバーとの連携を重視するための協調性も身につくため、コミュニケーション能力の向上にも効果があるといえるでしょう。
習い事の種類にもよりますが、保育園児のうちから習い事に通うことは、基礎体力の向上やスキルの習得にも繋がります。
たとえば、子どもからの人気が高いサッカーやダンス、水泳などの運動系の習い事は、体力や筋力、柔軟性を高める効果が期待できるでしょう。
ほかにも、ピアノやヴァイオリンなどの音楽系の習い事は楽器を演奏するスキル、また学習塾に通う勉強系の習い事は、文章の読解力や計算能力などの学習能力の向上に効果的です。
小学校では、保育園よりもさらに多くの人たちと関わることが増えていきます。
担任の先生の話を落ち着いて聞くことや、友だちと協力しながら集団生活を行うことなど、変化は大きいです。
そのため、パパママは子どもがちゃんと小学校で生活していけるのか不安でたまらないでしょう。
小学校に入学する前から習い事へ通うことで、子どもは先生の話をしっかり聞いて考える習慣が身に付きます。習い事は、小学校へ通う事前準備となるでしょう。
保育園児の年齢は0~5歳と幅広いため、何歳頃から習い事を始めたらよいのかを判断することは難しいですよね。
結論から申し上げますと、保育園児が習い事を始める年齢は特に決まっておらず、家庭の教育方針によっては0歳から習い事を始めることもあります。
ただし、「習い事は物心がついてからやらせたい」「乳児のうちは一緒にいる時間を大切にしたい」といった理由から、3~5歳頃から習い事を始める子どもが多い傾向にあります。
また、習い事の数は、子どもの心身の負担にならないことを目的として、1~2つに絞るとよいでしょう。
▽習い事は何歳から始めるかお悩みの方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:子どもの習い事は何歳から始めるのがいいの?
ここからは、保育園児のお子さまの習い事を選ぶ際に、押さえておきたいポイントを紹介します。
「運動神経を伸ばしたいからサッカーを習わせたい」「小学校に入学してから勉強についていけるように学習塾に通わせたい」とお考えの保護者の方もいらっしゃるでしょう。
しかし、子どもが嫌がっているにもかかわらず、習い事を一方的に押しつけることは、子どもの心身に負担をかけるだけではなく、苦手意識を増長させる可能性を高めます。
習い事に対して、子どもが苦手意識や恐怖心を抱いてしまうと、継続することは難しくなります。
そのため、子どもの習い事を選ぶ際は、親の希望を一方的に押しつけるのではなく、子どもの意志や希望を重視しましょう。
子どもの習い事を選ぶ際は、送迎にどのくらいの時間が必要になるのかを確認することも重要です。
習い事をするスタジオや教室が自宅から離れた場所にあると、送迎にかかる時間は必然的に長くなります。
「子どもの送迎に時間がかかることで、仕事や家事に影響が生じている」といったトラブルを避けるためにも、習い事を選ぶ際はスタジオや教室へのアクセス性を重視しましょう。
また、子どもの送迎に時間を割くことが難しいという場合は、送迎のサービスが提供されているスタジオや教室を視野に入れることをおすすめします。
ジャンルが同じ習い事であっても、スタジオや教室によって費用は大きく異なります。
習い事を始めると、入会金や月謝だけではなく、教材費などの費用も発生するため、複数のスタジオや教室を比較検討することが重要です。
ただし、習い事にかかる費用は、必ずしも安ければよいとは限りません。
講師の経歴やレッスンの雰囲気、送迎サービスの有無など、スタジオや教室によって特徴は大きく異なるので、費用に見合ったレッスンが受けられるかどうかを重視しましょう。
習い事の数や時間が子どもの重荷となり、その後の生活習慣が乱れないようにしましょう。
例えば、習い事から家に帰る時間が遅くなると、その後の夕食や寝る時間も必然的に遅くなってしまいます。
子ども自身がゆっくり休む時間を持てず、ストレスになってしまう可能性が高いです。
習い事を始めるときには、子どもの生活習慣を乱さない余裕のあるスケジュールを整えることが大事です。
習い事で予定をぎゅうぎゅう詰めにして、子どものお休みの時間を奪わないように注意しましょう。
たとえ、子どもの好きな習い事だとしても、あまりに過密なスケジュールでは疲れてしまいます。
大人と同じように、子どもにも休息の時間は必要です。
複数の習い事を掛け持ちしている場合は、次の習い事までの時間に余裕を持たせましょう。
たった30分でも、合間の休憩時間があるだけで違います。
また、休日である土日の両日に習い事に充ててしまうのも避けましょう。
パパママとのお出かけの時間や家でのんびり過ごす時間を積極的につくり、習い事だらけのスケジュールにならないようにしてください。
保育園は、年齢に合わせた遊びや制作などを取り入れて、子どもの豊かな発育と健康を育んでくれる環境です。
一方で習い事は、子どもの能力を伸ばすメリットがあり保育園では体験できないようなことを学べます。
そのため、習い事のために保育園を休ませている家庭も少なくないでしょう。
たしかに、習い事のために保育園を休ませても問題にはなりません。
しかし、保育園はさまざまな遊びを通して学びや発見を体験させてくれます。
本当に保育園を休ませてまで必要なことかを今一度話し合うようにしましょう。
多くの保護者の方が気になる点は、やはり「子どもにどのような習い事をさせればよいのか」「人気が高い習い事にはどのようなものがあるのか」ということではないでしょうか。
ここからは、保育園児のお子さまにおすすめの習い事を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
身体能力や表現力の向上に効果が期待できるダンスは、高い人気がある習い事です。
近年では、小中学校の授業でダンスが行われるようになったという背景もあり、小学校の入学前にダンスを習わせたいと考える保護者の方も多いようです。
運動神経や基礎体力の向上に役立つ水泳も、時代を問わず人気が高い習い事です。
姿勢の改善や免疫力アップ、肥満の防止などにも効果があるため、子どもの健康や発育に適した習い事といえるでしょう。
また、水泳を習うことは着替えの練習にもなるので、自宅や保育園での着替えがスムーズにできるというメリットもあります。
指先を使うことで、集中力や継続力が培われるピアノは、音楽系の習い事のなかでは特に人気があります。
音感やリズム感を鍛えることに役立つことはもちろんですが、脳の活性化にも繋がることから、学習能力の向上にも効果があるといわれています。
こちらの記事では、ダンスを習い事として子供にさせる10のメリットを紹介しています。
あわせてご覧ください。
▶参考記事:ダンスを習い事を子どもにさせる10のメリットをご紹介します
いかがでしたでしょうか。
子どもが小さいうちから習い事を始めると、身体能力の向上やスキルの習得に役立ちます。
習い事にはさまざまな種類があるため、習い事を選ぶ際は、子どものどのような能力を伸ばしたいのかを決めましょう。
ただし、子どもが嫌がっているにもかかわらず、習い事を一方的に強制することは、子どもの苦手意識を増長させることに繋がります。
そのため、習い事を選ぶ際は子どもの意志や希望を重視しましょう。
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