2歳からの習い事！リトミックとダンスの違いとは
リディアダンスアカデミー
リディアダンスアカデミー
2023.09.29
目次
ダンスは、今、子どもに大人気の習い事です。
お子さんが「ダンスを始めたい」「ダンスってかっこいいよね」と関心を持ってきたら、保護者の方はできるだけサポートしてあげたいですよね。
一方で、子どもに習い事として始めさせるのであればどんなダンスの種類が良いのか？ダンススクールは何処を選んだらよいのか？など、色々と悩んでいる保護者の方も多いでしょう。
本記事では、ダンスの習い事について、おすすめの種類や始めるタイミング、ダンスのメリットと費用相場やスクールの選び方等について解説します。
子どもにダンスの習い事をさせる場合、どんな種類があるのか？代表的な4種類を解説します。
お子さんの好みと保護者の方の意見に合わせて、成長に役立つジャンルを選びましょう。
※ダンスの種類
「かっこいい！」「あんな風に踊ってみたい！」と憧れを持つ子も多い、子どもに大人気のヒップホップダンスです。
ストリートファッションとヒップホップ系の音楽にノッて、独特のステップで踊るヒップホップは、子どもが習いたいと望むダンスの一つです。
ヒップホップダンスのレッスンでは、同じ趣味や目的を持った仲間とチームワークを通して協調性を育みます。
また、ヒップホップカルチャーに興味が出てくると、海外や英語に関心を持ち始める子もいます。
ヒップホップダンスができると学校の人気者になる子もいて、自分を高めて成長できる良さがあります。
ヒップホップダンスのカジュアルさとは違って、ジャズダンスはバレエの要素も入っているので、体の柔軟性が高まり、優雅な振舞い方が身に付きます。
指先やつま先まで意識した動作が習慣づくと歩き方や姿勢が正しくなり、身のこなしが軽やかになります。
そのため、既にバレエ経験があったり、体が柔かったりするお子さんは、比較的始めやすいジャンルのダンスです。
また、ジャズダンスは、ジャズに限らずさまざまなジャンルの音楽に合わせて踊るので、音楽性を高めることもできます。
ジャズダンスで基礎を習えば、その他の種類のダンスにも応用できるため、まずはジャズダンスから習い事として始める子どもたちも大勢います。
アメリカ発のチアリーディングから派生したダンスです。
チアダンスは、アクロバットの要素は含まず、ヒップホップやジャズなどさまざまな音楽に合わせて踊ります。
チアダンスは団体競技で、仲間と一体となったパフォーマンスが求められるため、協調性や柔軟性が育まれます。
また、チアダンスは元々フットボールチームを応援するために始まった経緯があり、明るく元気に踊る姿が特徴的です。
子どもはダンスを通して、表情や体の動作で前向きになり、人にも笑顔を与えられる心が育まれます。
バレエダンサーの姿勢の良さは、幼少期からのレッスンの賜物です。
猫背を矯正するためにバレエを始めるお子さんもいます。
バレエの基礎を習えば、体型を正しく美しく維持することができます。
また、バレエは、身体的な成長の他に精神面を鍛えることもでき、集中力や忍耐力などの成長に寄与します。
さらに、自由に動きができるようになると表現力が身に付いて芸術的なセンスを発揮できる一助となります。
ダンスの習い事を始めるのは、お子さんが「ダンスをやってみたい」と明確に意思表示をした時がベストタイミングです。
お子さんのやる気は、何よりも成長に繋がるチャンスです。
一方で、お子さんにダンスをさせる年齢は、いくつぐらいか？気になる保護者の方もいらっしゃるでしょう。
一般的に、ダンススクールでは、3歳もしくは4歳くらいから始められるコースが設定されています。
精神的・身体的な成長の伸びしろという観点から、ダンスを始める年齢は、早ければ早いほど良いという意見もあります。
小さい年齢であれば、体の骨格や筋肉が柔軟なうちに、体型を整えて自由な動きができるようになります。
ただし、子どもの発達は人によって異なり、同じ年齢でも当然発達の差はあります。
大切なのは、心と体のバランスが、自然とダンスに向いてきたときに、保護者の方が上手に誘導してサポートしてあげることです。
もし、ダンスを習い事として考えている保護者の方は、一度、ダンススクールに見学に行ってみて、お子さんの反応を見て決めると良いでしょう。
また、10代を過ぎてからダンスを始めるのは遅い？という声もありますが、ダンスは何歳からでも始められるため、心配はいりません。
ダンスを習う明確な目的や高いモチベーションがあれば、寧ろ小さい年齢の子よりも上達が早く成長できるケースもあります。
ダンスの習い事は、運動能力を高めることや体型を正しくするなどのメリットの他に、
子どもの精神的成長を促すことに役立ちます。
メンタル面でどのようなメリットがあるのか、順番に解説します。
落ち込んでもダンスをすれば気分がスッキリする。
子どものストレス緩和にダンスが効果的です。
ダンスをすることで「幸せホルモン=セロトニン」が分泌されるので、ストレス解消にダンスの習い事はおすすめです。
セロトニンは、ストレス解消に効果があるとされている脳内物質で、適度な運動によって分泌を促されます。ダンスをすることで、やる気に繋がる神経が働くと、体から楽しくなる力が湧いてくるのです。
踊ることで、人を喜ばすことができたり、コンテストに参加したり、新しいダンスステップを覚えたり等、ダンスレッスンの成果によって成長を実感し、人の感情を動かすことで自己肯定感が高まります。
自己肯定感が高くなると、前向きに挑戦する力を育て子どもの成長に大きく役立ちます。
ダンススクールの講師や仲間との交流は、メンタルを鍛えたりポジティブに進む力を育てます。
チームダンスのメリットは、協調性が身に付くことです。
ソロダンサーとは異なり、一緒に踊る仲間とのコミュニケーションが欠かせません。
人に感動を与えるパフォーマンスを生むには、チームワークによる連携が必要です。
また、ダンスについて仲間と意見を言い合ったり、苦手なステップを教え合ったり、仲間の上達を見てくやしい気持ちになったり、様々な感情が沸き上がることによって、他者と強調する力が育ちます。
学校の友達とは異なる年齢の仲間とダンスを学ぶことによって、子どもは新しい自分を発見する機会を得られます。
ダンスを通じて、周りの仲間との間に競争心が生まれます。
ライバル心は、上手くコントロールできれば成長への大きな意欲となります。
勝ち負けだけではない、挫折の悲しみと成功の喜び、両方の感情をコントロールできるようになれば、大人になってからも激しい競争社会で生きていけるようになります。
自身の中に競争心が芽生えるようになると、普段の学校教育では得られない新たな成長につながる可能性もあるでしょう。
始めは人前で踊ることに積極的でなかった子どもでも、ダンスレッスンを続けることで、前向きで度胸が付くようになります。
学校生活では中々自分が持つ能力を発揮できない、消極的な子どもに効果的です。
臆病な心を乗り超えられると子どもの精神的成長が促され、新しい居場所ができると自分を素直に表現できるようになります。
ダンススクールでは、定期的に発表会を行っています。
練習の成果を人前で披露して評価されることで自信が付き、自信が付いてくるとさらに前向きになれるという好循環が生まれます。
発表会の前は、誰もがドキドキするものですが、回数を重ねるごとに度胸がついていきます。
では、続いてダンスを習い事で得られる身体的メリットについて解説します。
ダンスの最も特徴的な良さは、体と心のバランスを育むことができることです。
幼少期からダンスを始めると、体の発達段階に合わせて柔軟性や運動神経を高めることができます。
ダンスで身に付いた柔軟性は、他のスポーツに活かせたり、日々の生活にも役立ちます。
また、プレゴールデンエイジ期（3〜8歳頃）にリズム感やバランス感覚を覚えると、運動神経を上げられるメリットがあります。
運動神経は、遺伝や生まれつきの能力ではなく、適度な運動体験から育まれます。
したがって、何歳からでもダンスやスポーツを始めると、運動神経を高めることができるようになります。
ダンスを始めるとで猫背が治り、バランス力が身に付きます。
姿勢が良くなると見た目の美しさはもちろん、健康状態を良好に保つことにも繋がります。
ダンスレッスンでは、姿勢を改善することも基礎訓練の一つとして行われます。
ダンスの基礎を学ぶと、緊張や肩こりがほぐれてリラックスした状態になり、体が緩んだ状態からスラっと引き締める運動を行うため、姿勢が正しくなります。
猫背が原因で、健康悪化する可能性もありますので、小さいうちにダンス効果で正しい姿勢を作ることをおすすめします。
音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感を育てます。音楽に反応できるリズム感が身に付くと、ダンス以外に楽器や唄う能力も向上します。
「自分には生まれつきリズム感がないから、ダンスは難しい」といった声を聞くことがあります。
リズム感は運動神経に関わる要素なので、ダンスを始めれば自然とリズム感が身に付きます。
つまり、リズム感は、もともと持っている感覚ではなく練習して育てるものと考えましょう。
また、リズム感があると、 コミュニケーション能力にも繋がります。
自分の意見を伝えるためには、相手に合わせたテンポで、話し方にリズム感があると伝わりやすくなります。
例えば、ダンス仲間とリズム感のある会話ができれば、チームワーク力を高めてコミュニケーションの大切さを意識できるようになるということです。
したがって、幼児期にたくさん音楽やダンスをするチャンスを作ってあげると、リズム感を養うことができます。
ダンスの魅力は、自分の表現で見る人を感動させることです。ダンスは、運動能力の他に自己表現によって芸術性を高め、創造力が育まれます
ダンスがスポーツと大きく異なるのは、運動と芸術性の両方を兼ね備えていることです。
ダンスの表現力は、ダンス講師の指導とは別に、日頃から色々な体験をしたり、音やアートに触れたり、といったことで磨かれます。
中学校の授業でダンスが必修化されたことで、子どもにとってダンスは身近なものとなりました。
2012年の学習指導要領改訂により、中学1、2年生は必須科目、3年生は選択科目としてダンス授業が始まっています。
小学生の場合は、従来「表現運動」と「リズムダンス」が授業の一環として設定されているため、子どもとダンスは日常生活の中で密接に結びついているのです。
ダンスの習い事をしている子どもの場合、ダンススクールで専門講師に基礎スキルを習っていることで、学校の授業にも高いレベルでついていけるようになります。
ダンスの習い事を始める前に、保護者の方が一番気になるのは費用ですね。
ダンススクールの月謝相場は、スクールによって異なりますが、月額およそ6,000円〜10,000円です。
年齢別またはレベル別のコース分けられているスクールが多く、一般的には3歳から始める場合は小学生よりも費用は安くなります。
ダンス用のレッスン着は、特に指定はないため、シューズ、Tシャツ、スウェット等を改めて購入する場合は、当然別途費用がかかります。
また、発表会に参加する場合は、衣装代も必要です。
レンタル衣装で1着あたり5,000円〜10,000円程度で、ヘアメイク代が別途かかる場合もあります。
発表会の出演料については、スクールによって異なりますが、およそ2万〜3万程度です。
ダンススクールでは、無料体験の場を設けているところもありますので、まずは、お子さんに合うかどうか見学してから始めることをおすすめします。
なお、ダンススクールの費用については、子どもに無理なく通える回数に合わせてスケジュールを立ててから検討しましょう。
ダンススクールの選び方について解説します。
一般的にはダンスを始める年齢に決まりはありません。
ただし、ダンススクールでは、講師が教えやすいシステムを作るためや、子どもの成長や発達に合わせるために、年齢別のコースをいくつか設定しています。
ダンスの習い事を始めたい場合は、まずはお子さんの年齢で入会できるかどうか、適切なコースがあるかどうかを確認しましょう。
ダンスの種類はさまざまです。子どもが何に興味を持つかが一番の判断材料ですが、保護者の方が子どもの素質を理解して、お互いに相談しながら選ぶと良いでしょう。
もちろん、保護者の方が一方的に習うダンスを決めてしまうと、子どものモチベーション低下に繋がります。
子どもの好きなダンスコースがあるかどうか調べてから始めると良いでしょう。
スケジュール表や月謝の支払い方法、送迎の有無、営業カレンダー、連絡方法、入会時と退会時の手続きなど、子どもが快適に楽しく通える環境が整ったスクールを選びましょう。
入会前に、スクールのホームページを参考に、運営方式についてチェックするようにしましょう。
ダンススクールが家から通いやすければ通いやすいほど望ましいことは言うまでもありません。
ダンススクールによっては送迎のあるところもありますが、保護者の方が送り迎えする場合は、お子さんと保護者の方のスケジュールに合わせて通える場所を選びましょう。
もし、お子さんひとりで通う場合は、ダンススクールが駅やバス停に近い場所で、安全性が確保できるようにサポートしてあげてください。
ダンススクールのコースは、支払い方法によって「月謝制」または「チケット制」があり、お子さんの予定に合わせて選択できます。
学校の下校時間や保護者の方の都合に合わせて、通える頻度を考えて選ぶと良いでしょう。
ダンスの習い事は、運動能力を上げて健康的な体を維持する等、身体的メリットと、自己肯定感を高めチームワークによる協調性や競争心を育てる等、精神的メリットが得られます。
子どもの成長は、習い事の経験が大きく影響することもありますので、心と体を鍛えるダンスをぜひはじめてみてはいかがでしょうか。
リディアダンスアカデミーではさまざまなジャンルのダンスレッスンを展開しています。
子どもの習い事でダンスを取り入れたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談お待ちしております。
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