2歳からの習い事!リトミックとダンスの違いとは
2023.11.22
「子どもが習い事に行きたくないと言っている…」「どうしたら子どもが習い事に行くのかわからない…」このような悩みを抱えていませんか?本記事では、「子どもの習い事に行きたくない理由や対処法」について解説しています。また、記事の後半では、「子どもも親も納得する習い事の選び方」について解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。
子どもが習い事を嫌がる原因としては、以下のことが挙げられます。
それぞれの原因について解説していきます。
子どもが習い事を嫌がる原因の1つとして「成果が出ない」ことが挙げられます。頑張ったのに成果が出ないと、努力が報われない気がして、やる気がなくなってしまうのでしょう。このことは、大人にもいえることです。また、水泳や学習塾など、周りと競う要素が多い習い事の場合、結果がわかりやすく出てしまいます。そのため、周りと比較して自分を責めてしまったり、傷ついたりしてしまうのです。
2つ目の子どもが習い事を嫌がる原因は、「習い事に興味がない」ということです。興味がないことを続けていくうちに、徐々に苦痛に感じて、習い事を嫌がるようになったのでしょう。また、物心がつく前の幼い頃から、親の要望で習い事をやらされていた場合は、とくにこの傾向が多いようです。もともと興味があって、実際にやってみたら思っていたのと違ったというパターンもあります。
子どもが習い事を嫌がる原因の3つ目の理由として、「子ども同士の人間関係」に関することが挙げられます。習い事に友達がいなくて心細くなったり、習い事の友達とトラブルになったりしたため行きたくないというパターンです。子ども同士の人間関係は、小学校に入ってしばらく経った頃から、徐々に複雑になっていきます。例えば、サッカーやバレーボールなど、チームで試合を行うスポーツでは、チームの連携や絆が大切です。そのため、チーム内で仲が悪くなると、習い事自体が楽しくなくなってしまうのです。
4つ目の子どもが習い事を嫌がる原因は、「習い事以外にやることが多く、疲れている」ことです。学校での宿題の他に、習い事でも宿題が出される場合があります。ただでさえ学校生活や習い事で疲れている上に、学校と習い事の2つの宿題が重なることで疲労して、嫌になってしまうのでしょう。ずっと勉強し続けている状態というのは、子どもにとっては非常に大きなストレスとなります。また、宿題が多いことで睡眠時間が削られてしまうことも、習い事に行きたくない原因の1つといえるでしょう。
子どもが習い事を嫌がる原因の5つ目の理由として、「遊びを優先したい」ということが挙げられます。自分は習い事をしているのに、友達は遊んでいるという状態が苦痛に感じるためでしょう。とくに、自分の子どもに仲の良いグループができている場合は、「遊びを優先したい」と感じることが多いようです。自分が習い事で遊べないのに、自分以外のメンバーが遊んでいることで、仲間はずれにされたような気分になってしまうのです。
6つ目の子どもが習い事を嫌がる原因は、「子どもと先生の相性が合わない」ということが挙げられます。人間なので、相性が合う・合わないは必ずあります。とくに注目するべき点は、褒めて伸ばす優しいタイプの先生か、ダメなところは叱る厳しいタイプの先生かということです。この2タイプの先生は、子どもの好き嫌いが分かれやすくなります。子どもの性格によって合う先生の合わないは決まるので、保護者がすぐに見極めるのは非常に難しいでしょう。時間をかけて、子どもと先生のタイプを照らし合わせながら、相性を判断していく必要があります。
子どもが習い事を嫌がる原因の7つ目の理由として、「子どものレベルと内容があっていない」ということが挙げられます。周りは理解できているのに、自分だけ理解できていないなどの状況になると、自分を責めたり、やる気がなくなってしまったりします。そのため、習い事が憂鬱になってしまうのでしょう。子どもの理解を助けてあげるためにも、保護者や先生のサポートが必要になります。
子どもが習い事を嫌がるときの対処法としては、以下のことが挙げられます。
それぞれの対処法について、解説していきます。
対処法の1つ目は、「習い事がなぜ嫌なのかヒアリングする」ことです。理由を聞くことで、今後どのような方向性で習い事に向き合っていくか、という改善案が出やすくなります。また、子どもが嫌がる原因は、実は大したことではなかったという場合もあります。その場合は、簡単に対処できるかもしれません。また、「学校や習い事で嫌なことがあった」「先生が嫌い」「テレビがみたい」などの理由も、習い事に行きたくない原因として挙げられます。このような理由を大人に聞いてもらうことで、気持ちが落ち着くという子どももいます。なぜ習い事が嫌いなのか、子どもに寄り添って聞いてあげましょう。
2つ目の対処法は、「一時的な問題かどうか確認する」ということです。子どもは、その場しのぎの気持ちで、習い事に行きたくないと言うことがあります。このような場合には、「何回か習い事を休む」「リフレッシュできる環境を作る」「子どもと一緒に解決策を考える」などの対処法が考えられます。もちろん、長期的な理由で習い事に行きたくないというパターンもあります。そのため、その場しのぎの気持ちで、子どもが習い事に行きたくないと言っているのか、長期的な理由で言っているのか見極めることが大切です。長期的な理由であれば、習い事を辞めるということも視野に入れて、考えていきましょう。
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3つ目の対処法は、「習い事のきっかけや好きな理由を思い出す」ことです。習い事の好きな部分や目標を思い出すことで、やる気を出してくれる可能性があります。とくに習い事を始めたきっかけが、親の希望ではなく、子ども本人の意思で決めたことであれば効果的です。例えば、「学校で1番をとりたいから」「できたら目立ってかっこいいから」などの、モチベーションにつながることを挙げてみましょう。親から子どもに、習い事の好きな部分や目標を思い出させるような質問をすると、子どもは答えやすくなります。
4つ目の対処法は、「期限や条件を決めて続けてもらう」ことです。子どもは目先の目標があると、やる気を出す傾向にあります。例えば、「今年中にレギュラーになる」「6年生になるまでに英検3級をとる」「次のテストで85点以上をとる」などの目標を決めると良いでしょう。目標を決める際は、具体的な数字や期限、結果なども含めると明確になり、やる気が出やすくなります。紙などに書いて、目に見えるところに貼っておくのも効果的です。
子どもに習い事を継続してほしい場合、間違った方法で対処すると、逆効果になってしまう恐れがあります。注意点を踏まえてから、子どもと話し合うようにしましょう。
それぞれの注意点について、解説していきます。
子どもを無理やり習い事に連れていかないようにしましょう。無理やり連れていくと、子どもはトラウマになってしまうかもしれません。また、習い事が始まる直前に「習い事に行きたくない」と言われた場合でも、無理やり連れていくことはできるだけ避けましょう。急に言われたとしても、子どもはずっと我慢していたのかもしれません。子どもに理由を聞いてあげて、どうしても行きたくないとのことであれば、習い事を休むようにしましょう。
習い事を一時的に休ませてあげるという方法も効果的です。習い事を休んでしばらく経つと、心や体が休まって、「また行きたい」と思えたり、習い事の楽しさを思い出したりするようになるかもしれません。とくに、サッカーやスイミングなどの、体力を消耗するスポーツをすると疲れやすくなります。子どもの体調を考慮して、習い事を一時的に休ませてあげるようにしましょう。
習い事の先生に相談してみることも1つの手です。先生は、習い事をしている子どもの様子をよく知っています。親が知らない子どもの一面を知っている可能性もあるのです。そのため、子どもが習い事に行きやすくなるように配慮してくれたり、対処法を提案してくれたりするかもしれません。また、先生の子どもに対する対応の仕方が変わって、子どもが習い事に行きやすくなる可能性もあります。
習い事に関して親が口出しするのではなく、子どもが納得するような習い事を選ばせてあげるようにしましょう。子どもがやりたいと思える習い事であれば、継続しやすくなります。まずは子どもがやりたいと言った習い事を体験させて、子どもの反応を見つつ、通う習い事を決めていくのがおすすめです。
子どもも親も納得できる習い事を選ぶ方法は、以下の通りです。
それぞれの方法について解説していきます。
子どもが「やりたい!」と言ったら、素直にさせるようにしましょう。子どもがやる気になっているときに習い事を始めると、没頭して続きやすくなります。
やりたいと思った理由を明確にしましょう。子どもはその場の感情で「やりたい!」と言い出すことがあります。この場合は、習い事が長く続かない傾向があります。よく理由を聞いて、本当にやりたいと思っているのかどうか、見極めてください。
その習い事で達成したい目標を聞くようにしましょう。モチベーションとなって、習い事が長く続くようになります。具体的な数字や期限、結果なども含めて目標を決めるのがおすすめです。
親の勝手な判断で、習い事を始めさせたり辞めさせたりするのはやめましょう。本人の意思で決めないと、習い事が続かなかったり、ストレスになったりするかもしれません。子どもの意見を軸に、話し合ってから判断するようにしましょう。
信頼できる教室に通うことがおすすめです。親と子どもの間に、第三者の信頼できる大人が入ることで、子どもとのコミュニケーションが上手くとれるようになる可能性があります。子どもにとって心地よい居場所にもなるので、信頼できそうな教室を選ぶようにしましょう。
まずは体験をして、様子を見るようにしましょう。「思っていたのと違う」という状態を防げます。子どもが「やりたい」と思えた習い事をさせるのが大切です。
親子で定期的に話し合うようにしましょう。子どもは習い事をしているうちに、辞めたいという気持ちになる場合があります。定期的に子どもの気持ちを聞いて相談にのることで、子どものモチベーションの低下が防げるようになるでしょう。
本記事では、「子どもの習い事に行きたくない理由や対処法」について紹介してきました。習い事を続けるためには、子どもの意見を尊重することが大事です。習い事に関することは、子どもの意見を軸に、親子で話し合ってから決めるようにしましょう。
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