【ダンスのジャンル】ジャズダンスとは?特徴やダンスの種類を紹介
2023.06.29
「4歳に人気の習い事は何なのか知りたい」
このようにお悩みのお母さまもおられるでしょう。
周りのママ友から、子どもが習い事をはじめたと聞くとあせってしまいますよね。しかし、4歳で習い事をするのは早い気もするでしょう。4歳ではどんな習い事ができて、何が人気なのかも気になるかもしれません。
そこで本記事では、習い事をはじめる子どもの年齢や、人気の習い事11選をランキング形式で紹介します。
また、習い事をはじめる際の注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
4歳から習い事をするのは早すぎるのでしょうか?
以下で見ていきましょう。
学研教育総合研究所の幼児の日常生活・学習に関する調査結果(2022年9月)で報告されている子どもが行っている習い事ランキングの結果を見てみましょう。
調査の結果、4歳から習い事をはじめる子どもの割合は56.3%であることがわかりました。
4歳でも半数以上が何らかの習い事をしており、早期からできる教育を親が意識していることがうかがえます。
実は4歳から習い事をはじめると、メリットがたくさんあります。
代表的なものは以下のとおりです。
メリットの種類 | 特徴 |
個性が伸びやすい | 自宅ではできないことをのびのびとやらせてあげられるため、型にはまらない個性を引き出せる可能性がある |
一生もののスキルが得られる可能性がある | 子どもが教わったことを吸収する力はすさまじく、小さいうちはより顕著にその傾向が見られる
将来の進学や就職を見据えて基礎的なコミュニケーションスキルや語学力などをみがいておくと、一生役に立つこともある |
集団生活への備えができる | 家族以外の人と関わり指導を受けるため、今後の集団生活への備えとなり、適応しやすくなる |
好き嫌いや適性がわかる | 習い事を通して好き嫌いや適性などがわかり、子育てに活かすこともできる |
チャレンジ精神が身に付く | 何でも自分でやってみようと思う気持ちを育める |
同じく学研教育総合研究所の幼児の日常生活・学習に関する調査結果(2022年9月)から、4歳からはじめている習い事ランキング11選を紹介します。
まずは習い事の種類と、それらを4歳の何パーセントが習っているのか、以下の表を参考に見てみましょう。
ランキング | 習い事の種類 | 4歳の習っている割合 |
1位 | 水泳 | 15.5% |
2位 | 英会話 | 11.5% |
3位 | 体操 | 8.0% |
4位 | 通信教育 | 8.3% |
5位 | 音楽教室(歌・楽器) | 4.5% |
6位 | 受験対策のための学習塾 | 5.3% |
7位 | サッカー | 2.0% |
8位 | ダンス | 2.3% |
9位 | 習字・書道 | 2.3% |
10位 | そろばん | 1.8% |
11位 | バレエ | 1.8% |
それでは、ランキング形式で習い事の種類を紹介していきます。
全身運動である水泳は身体を強く鍛えられ、風邪をひいたりけがをしたりするリスクを下げられます。
また、有酸素運動によって脂肪燃焼効果や心肺機能の強化も期待できます。
その他、金銭的な負担が少なく継続しやすいことも人気の理由でしょう。
小さいうちから水に慣れておくことで、幼稚園や小学校でのプール活動で水をこわがったり、体育の時間が憂うつになったりすることも少なくなります。
水をこわがらずに遊べるようになると、プールも海も思いっきり楽しめるようになるでしょう。
小学校では3年生から英語の授業がはじまるため、早いうちから慣れておくことをおすすめします。
英語の授業では中学生以降になると、学びの中心が単語や文法になりがちです。
日常生活で使える「語学」としての英語は、なかなか身に付きにくいといえます。
一方で英会話は、生活で役立つ会話を中心としたレッスンを受けられるため、将来の日常生活やビジネスの場面でも役に立つ「使える英語」を習得しやすいでしょう。
体操で習う身体の使い方は、運動機能の基礎となります。
柔軟性が向上したりバランス感覚を養ったりできるだけでなく、体幹が鍛えられるため姿勢が良くなります。
姿勢が良いと、あらゆる運動において応用的な動きがとりやすくなり、集中力を高めることも可能です。
また、道具がいらず初期費用がほとんどかからないため、リーズナブルに行えるのも人気の理由です。
通信教育とは、その会社独自の教材を定期的に郵送してもらい、課題やテストを家庭で行うものです。
学習した教材を提出すると、添削やアドバイスが返ってくる仕組みになっています。
専用のタブレット端末やインターネットを利用した教材もあり、子どもが楽しめる工夫が多くなされています。
また、小さい子どもでもモチベーションが保てるよう、提出した課題の数に応じてポイントが貯まり、プレゼントと交換できることも。
子ども向けの通信教育は、学習を楽しみながら、基礎的な読み書きや一般常識を身に付けられる点がメリットです。
音楽活動は、子どもの音感・リズム感を養ってくれるだけでなく、さまざまなメリットがあります。
音楽では、歌詞やメロディー、楽器の演奏方法を覚えるために繰り返しの練習が必要です。
何度も練習することで集中力や忍耐力の向上が期待できるでしょう。
また、楽器の演奏は左右の手がそれぞれ異なった動きをするため、右脳と左脳が同時に刺激され、感性と論理的思考が鍛えられるといわれています。
その他、合唱や合奏を通して一体感を味わうことで社会性・協調性の向上につながったり、情緒が安定したりする効果が期待できるでしょう。
受験対策のための学習塾は4歳では5.3%、6歳では10%もの子どもが習っているため、小学校受験を早期に検討している家庭は少なくないことがわかります。
受験では、対人交流、運動テスト、ペーパーテスト、絵画、面接などがしばしば課されます。
親も含め、小学校受験専門の対策を進めてくれる教室が人気です。
サッカーは体力がつくだけでなく、仲間と力を合わせるための協調性や、戦略を練って動くための論理的思考力が身に付く習い事です。
とはいえ、4歳では走りこんだり厳密にルールを守ったりするよりも、ボールに親しみ楽しむことが大切です。
はじめはボールの重さや形状などの特徴から、扱い方を身体で少しずつ覚えていくのがよいでしょう。
慣れてきたところで蹴ってゴールする喜びが味わえると、とても楽しく感じられるようになります。
ダンスで養われるリズム感は、音楽やスポーツなどにも役立ちます。
想像力・独創性が育まれ、豊かな感性も身に付くでしょう。
人前で恥ずかしくなってモジモジしてしまっていたのに、ダンスを通して堂々と自分を表現できるようになる子どももいます。
その他、身体の柔軟性が向上することにも着目です。
近年体のかたい子どもが増えており、和式トイレでしゃがめない、けがをしやすいといった問題があります。
柔軟性が向上することで、それらの問題を解決することも可能です。
習字・書道には、集中力や忍耐力が鍛えられ、精神を整える効果があります。
きれいな字を書くためには筆の運びに必要な手の機能だけでなく、字の作りや構成を捉える空間認知力も必要なため、これらを総合的に鍛えられます。
また、きれいで丁寧な字が書けると成長してからも多くのメリットがあり、他人に品が良く賢い印象を与えられるでしょう。
そろばんは、すばやく正確に計算できる能力を養えます。
数字の概念は3歳頃からわかってくるため、4歳からそろばんを習っておくのは決して早すぎるということはありません。
そろばんの珠を遊び感覚ではじく中で、指先の動きを活性化しながら集中力や記憶力も養われるでしょう。
また、一度そろばんでの計算方法を身につけておけば、大人になっても頭の中でそろばんの珠をイメージして暗算ができるようになります。
バレエは特有の柔軟性や筋力がつくため、姿勢が正しくなったりバランス感覚が養われたりする効果が期待できます。
また、音楽に合わせて踊るため、音感やリズム感も養われます。
正しいリズムで失敗なく踊るためには集中する必要もあり、高い集中力が身につくでしょう。
その他、多彩な自己表現力も求められますので、独特の感性を得られることもバレエのメリットといえます。
学研教育総合研究所の幼児の日常生活・学習に関する調査結果(2022年9月)で報告されている、習い事にかかる費用を見ていきましょう。
月に10,000円以上かけている家庭が最多で、約半数という結果になりました。
次に多い費用の相場が5,000~7,500円未満の家庭で20%強、次いで5,000円未満の家庭が10~20%となっています。
7,500~10,000円未満の家庭がもっとも少なく10%前後となりました。
年齢別で見ていくと、年齢が上がるごとに10,000円以上をかけている家庭が増える傾向となりました。
費用の平均を見ていくと3歳で10,741円、4歳で11,544円、5歳で12,065円です。
4歳の子どもに習い事をさせるためには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
年齢的にまだ幼く、気まぐれな部分もあるため、以下の点にしっかりと留意しましょう。
子どもが興味を示して「やってみたい」と意思表示したら、まずは体験教室に参加してみましょう。
体験することで思い描いていた内容どおりか、もしくは大きなギャップを感じるかなどがわかるからです。
4歳といえば習い事の内容もよくわからず、仲の良い友達がやっているというだけで興味を示すもの。
体験教室に参加してみて、どれだけ本気になれるか試してみるのをおすすめします。
子どもが自ら「やってみたい」「知りたい」と好奇心をもって取り組めるかどうかが大切です。
とはいえ4歳では、やりたいかと聞かれれば何でもやってみたいと言ってしまうもの。
そのため、実際に見て、聞いて、触れてみて、本当に「楽しい」と思え、好奇心をもって取り組める習い事に通わせてあげるのが良いでしょう。
そんな習い事を見つけるためには、日頃から親子のコミュニケーションをしっかりとり、子どもの好きなことや興味のあることを探っておくことが大切です。
親子が無理なく続けられるかも大切です。
というのも、習い事は金銭的余裕以外にも時間的余裕が必要なこともあるからです。
習い事に通うとなれば、親が送迎しなければならないことが多々あります。
では、送迎後に親はどこで何をして待機していればよいでしょうか。
子どもの習い事を見学して待つのか、一度家に帰ってまた迎えに行くのか。
または、近くの店などで時間をつぶしながら待つのかなど、子どもが習い事を終えるまで時間的に拘束されることを知っておきましょう。
うまく軌道にのったとしても、少し嫌なことがあれば行きしぶるのも4歳の難しいところです。
送迎、待ち時間、子どものモチベーションなど、小さい子には考慮しなければならないことがたくさんあるのです。
そういったことすべてに無理なく対応でき、サポートし続けられる姿勢が大切でしょう。
得意・不得意、向き不向きがそれぞれあります。
他の子どもの方がよくできていれば「〇〇ちゃんはもっと上手だよ」と、つい言ってしまいたくなることもあるでしょう。
しかし激励のつもりが、4歳ではやる気を失くす一言になってしまう危険性があります。
成長するスピードはみな違いますので、その子なりの成長を温かく見守ってあげましょう。習い事を続けている姿勢をしっかりほめてあげることが大切です。
いかがでしたでしょうか。
4歳では、半数以上の子どもが習い事をしていることがわかりました。
しかし、この現状を知ったからといって、あせって習い事をはじめるのはよくありません。
子どもの「やってみたい!」という好奇心をしっかりと応援し、協力してあげられなければ習い事そのものが苦痛になってしまう可能性があるからです。
人気のある習い事と、実際に子どもが興味を示す習い事が異なる場合もありますので、よく子どもと話し合って決めるとよいでしょう。
はじめは体験レッスンを通して子どもの反応を見ることも大切です。
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