たつの市で子供向けのおすすめ習い事10選!口コミや評判をご紹介!
2022.02.22
ダンスを上達させるのに、最も大切な要素の1つが「リズム感」です。
これはダンスをしている人の年齢や性別問わず誰にでも共通して言えることで、曲調をうまく掴むことができなければ、満足のいくダンスをするのはなかなか難しいでしょう。
とはいえ、ダンスは子どもの習い事ランキングにも入るほどの人気ぶり。
親御さんの中には「うちの子はリズム感がなさそう」「そもそも生まれつきのものなのでは?」なんて悩んでいる方も多いと思います。
そこで、今回はダンスにリズム感が必要な理由やその種類、そして鍛え方などについて詳しく紹介します。
ダンスにおいて、いわばリズム感は核のようなものです。
曲調を理解して、テンポに合わせて振り付けを決めることができなければ、ダンスとして成立しないどころか、ただの体操になってしまいます。
振り付けというのは、そもそも曲中の効果音が入る部分やサビなどでぴったりと音と動きが揃うように考えて作られています。
それが合わなかったり、明らかに曲とずれていたりすると、踊っている本人だけでなく、見ている側も違和感を抱いてしまうでしょう。
グループでダンスをする際も、リズム感は必要不可欠です。
周りがピタッとダンスを合わせているのに、1人だけテンポがずれたり、動きがバラバラになってしまったりと、全体のバランスを崩してしまうためです。
こちらの記事で、「ダンスセンスがある人とない人の違いって何?センスを磨く4つのコツ」を紹介しております。ぜひご覧ください。
一言で「音楽」と言っても、ダンスに使われる曲はヒップホップから民謡まで、実にさまざまなリズムが存在します。
音楽が違えば練習方法も大きく異なることは、ダンスの経験がない方にもイメージしていただけると思います。
ここでは、ダンスの基本とも言える2種類のリズムについて紹介します。
1、2、3、4と単純に大きく拍を数える8ビートは、日本人に最も馴染みの深いテンポです。
8つの拍を1つの括りとして捉えたものを「1小節」と呼び、多くのポップスの基本単位となっています。
学校などでも、体操や楽器の練習をする際「1、2、3、4、5、6、7、8」「2、2、3、4、5、6、7、8」と数えたことを思い出してもらうと分かりやすいでしょう。
ダンスでは、この8拍から成る1小節を「1×8(ワンエイト)」と呼び、次の8拍を「2×8(ツーエイト)」と呼びます。
通常、音楽の世界では4拍を1小節として数えますが、ダンスの世界では8拍、つまり2小節分を「1×8(ワンエイト)」という1小節として数えることが基本となるため、混合しないようにしましょう。
イメージしにくいという方は、好きな曲のベースとなっているドラム音を8拍ずつカウントしてみると分かりやすいはずです。
16ビートは、1小節の長さは8ビートと同じですが、8ビートの拍の間に、裏の拍である小さい拍もカウントするのが特徴です。
8ビートでカウントされる大きな拍は「オンカウント」や「オンビート」と呼ばれるのに対し、16ビートで刻まれる小さな拍は「エンドカウント」や「エンドビート」などと呼ばれています。
同じ1小節の中で16カウントするため、馴染みのない方にとっては、多少難しく感じるかもしれません。
そんな時は、お気に入りの洋楽をあらためて聴いてみましょう。
普段耳にしている8ビートの間に、ドラムのハイハット音が鳴っているのが分かるはずです。
海外では、生まれた時から16ビートの文化が根付いているため、子どもたちは自然とリズムに合わせて身体を動かすことができます。
それに比べて日本では童謡から流行曲まで、そのほとんどが8ビートで構成されているため、どうしても16ビートの曲のダンスに対して違和感を持ってしまうのです。
前項で紹介した通り、生まれた環境が違えばリズム感も異なります。
つまり、リズム感は生まれつきではなく、練習次第で向上させることができるのです。
では、どのような練習をすれば鍛えられるのか、具体的に紹介します。
リズム感を鍛える基本は、メトロノームを使うことです。
まずはメトロノームに合わせて拍を取り、ずれることなくリズムが刻めるようになったら、今度は裏の拍の練習です。
メトロノームが鳴らすオンカウントの間に、手でエンドカウントを入れます。
初めはテンポ60で3分、5分と延ばしていき、徐々にテンポを上げるといいでしょう。
無料のアプリを使えば、基礎練習として毎日手軽に行うことができます。
ある程度リズム感が身に付いてきたら、次は好きな曲を聴き込んで耳や身体を8ビートや16ビートに慣らします。
ただ曲を楽しむだけでなく、エンドカウントを意識して聴くことが大切です。
そうすることで、これまで意識しなかったドラムやベース音に気付くことができるはずです。
特にノリのいい曲を選べば、自然と体が動き出してしまうくらいまで楽しんで聴き込むことができるでしょう。
あまり練習を意識しすぎると、大好きだった曲や人によってはダンス自体が嫌になってしまうことがあります。
そんな時は、休憩も兼ねて「音ゲー」と言われるジャンルのゲームにチャレンジするのもおすすめです。
わざわざゲームセンターに行かなくても、最近はスマートフォンやタブレットのアプリで手軽に遊ぶことができるので、ぜひ自分に合ったゲームを探してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただくことで、ダンスとリズム感の関係や拍の種類、そしてその鍛え方などについてご理解いただけたと思います。
今はリズム感が乏しくてなかなかダンスが上達しない、という方も、練習を重ねることでリズム感はもちろん、全体的な身体能力も向上させることができるかもしれません。
拍を意識して練習を重ねて、思いっきりダンスを楽しんでくださいね。
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