ハンドスプリングの正しいやり方やコツについて徹底解説
2023.09.29
体力や考える力をつけさせたい、我慢強くなってほしいなど、さまざまな理由から子どもに習い事をさせる親御さんは多いはず。
一方で、さまざまな要因から、子どもに通わせたものの無駄に終わってしまう習い事があるのも事実です。
本記事では小さなお子さんを抱える親御さんにとって、より効果的に習い事を通わせるために、子どもの無駄だった習い事を紹介します。
そして、無駄だと感じた理由や無駄だった習い事、子どもに習わせてよかった習い事を解説するとともに、習い事選びで後悔しないポイントもまとめました。
結論から言うと、習い事そのものは無駄ではありません。
一つひとつの習い事には身体的・精神的な成長を促すメリットやスキルを伸ばす効果が期待できます。
一方で、子どもにたくさんの習い事をさせてもすべての習い事がプラスに働くとは限りません。
日々の習い事に追われてしまい、習い事に通うこと自体が目的となり、身体的もしくは精神的な成長につながらない事も考えられます。
何を習わせるか、それを子どもが好むかなど、様々な要因によって習い事がプラスにもマイナスにも作用する可能性があるのです。
習い事が無駄と感じてしまう理由として大きく分けて3つ挙げられます。
順番に解説していきます。
プログラミング教室に通わせてもプログラミングがうまくならない、ピアノ教室に通わせてもピアノが弾けるようにならないなど、上達しないから無駄と考える親御さんは多い傾向にあります。
子どもの体力的な問題で、スイミングスクールに頑張って通っているけど、一定以上のタイムが出ないこともあります。
せっかく月謝を払っている以上は上達してくれないと、「無駄にお金を費やしているだけではないか」と親御さんの立場からすれば、そのように思うのは仕方ありません。
また、学習塾も同様です。
特に夏期講習のような特別授業はかなりのお金がかかりますが、かけた金額の割に子どもの学力に向上が見られなければ、無駄であったと感じてしまう親御さんもいることでしょう。
例としてそろばん教室を挙げます。
日常生活のそろばんを使う機会が殆どない現代において、それを習わせる意味があるのかと感じてしまうのは自然のことです。
また、書道も同様です。
スマホやパソコンの使用が当たり前となった今、そもそも活字を書く機会が激減しているのに習字が役に立つのかと考えてしまう親御さんもいるでしょう。
そのため、「日常生活で役に立つことがないから、この習い事は無駄ではないか」と感じてしまい、習い事を減らしたり、別の習い事に変えたりするケースがよく見られます。
一方で、子どものときはそれが役に立つか分からなかったものが、大人になってから初めて習ったことが活きてくる、ということもあります。
先程の書道を再度例に挙げると、書道で字を綺麗に書く能力を身に付けていれば、大人になってから品の良さをアピールすることに成功するかもしれません。
今子どもに通わせている習い事が役に立つかどうかを短期的に判断するのは難しいことも事実です。
親御さんが子どもの頃に打ち込んだスポーツを子どもにもやってほしいという想いから、同じ競技を子どもに習わせるのもよく見られるケースです。
親御さんの意志を一方的に押し付けて、子ども自身は習い事に対して興味を持てなかった場合、モチベーションを維持するのは難しいでしょう。
受け身で臨んでいるのでなかなか身につかず、上達しないなどの問題につながっていきます。
受身の姿勢で取り組めば成長も見られず、最悪の場合その競技そのものを嫌いになってしまうことも。
英会話スクールに無理やり通わされて英語を、塾に通ってより勉強が嫌いになるなど、本末転倒な結果を招く恐れがあるため、習い事は子どもの意志を尊重した上で通わせることが大切です。
無駄と感じる人が多い代表的な習い事を3つ紹介します。
泳げるようになることで海や川で溺れるリスクを軽減できるなど、メリットを考えればスイミングに通うことは決して無駄とは言えません。
しかし、「何のために通わせるのか」という目的の部分に納得感を持てず、無駄と感じてしまう親御さんは多いようです。
近年プールの授業をなくす学校も増えており、「水泳の授業で他の生徒に遅れを取らないため」という目的でスイミングスクールに通う需要は減少しています。
「身につける泳ぎの種類を増やす」「25mのタイムを伸ばす」など、明確な目的を持たず惰性で続けることを恐れる親御さんもいることでしょう。
一方、スイミングスクールは親御さんが子どもの様子を見られる建物の仕様になっている事が多く、常に子どもの上達具合ややる気の有無を確認できます。
字が綺麗に書けるようになってほしいという親御さんの想いに、子どものモチベーションが付いてこられなくなるケースが見られます。
当然、真剣に取り組めばそれだけ上達しますが、高い集中力を求められる習い事です。
集中力が続かず、気持ちが切れてしまう子どももいるでしょう。
また、前述の通りスマホやパソコンで文字を打つことが当たり前の昨今、綺麗な字が書けることのメリットに疑問を感じる親御さんもいるはずです。
一方で、「将来役に立つか」という実用性の観点ではなく、アートの側面で楽しさを見出す子どもがいるのも事実です。
取り組み方や通う目的次第では、無駄どころか通ってよかったと心から思える習い事になるでしょう。
自分の意志とは関係なく無理やり通わされた、先生に怒られたなどの記憶のみが鮮明に残り、子どものころピアノに通ったのは無駄だったと感じる方が多い傾向にあります。
一方、学校の授業で周りのクラスメートが一目置かれたり、合唱コンクールで活躍できたりといった成功体験により、ピアノを習ったことを心から良かったと感じている人もいます。
子どもにピアノを習わせるのであれば、子どもと先生の相性を慎重に見極めた上で教室を決めることが大切です。
無駄だったと感じた習い事について紹介しました。
次は子どもに習わせてよかったと多くの親御さんや本人が感じる習い事について紹介します。
それぞれ習わせてよかったと感じるポイントについて解説します。
実用性の高さが何よりの魅力です。
英会話は小さいうちから習わせることで、英語を聞き取る耳や脳を鍛えられ、小学校・中学校からの英語教育にもすぐに順応できるようになります。
早いうちから英語に対して親しみを持つことで、子どものうちから留学や海外旅行など、日本の外に対して積極的に興味を持つようになります。
グローバル化が叫ばれる時代において、英会話を習わせることはいいことづくめと言えるでしょう。
「グローバル化」が叫ばれ始めて十数年、小さいうちから英語に触れておくことに損はないでしょう。
英会話スクールを通わせる際に気を付けるべきは、ピアノと同様に先生の教育方針や相性です。
体験授業などを通じて子どもの状況を確かめ、やる気をもって取り組めそうであれば真剣に通わせることを検討してみましょう。
中学校の体育の授業で必修化されて久しいダンスは、臆せず自分を表現する能力が身につくだけでなく、体を動かすことでのストレス発散にもつながります。
近年では、子どものダンス大会が頻繁に開かれるようになり、ダンサーという職業も益々注目を集めています。
また、ダンスにも種類があり、ヒップホップダンスもあればストリートダンス、チアリーディングなど様々です。
子ども向けのダンス教室も近年増えています。
子どもに表現力を身に付けてほしい、思いっきり体を動かして運動を好きになってほしいと考える親御さんは、まずは体験レッスンでダンススクールの雰囲気を確かめてみましょう。
「誰もがスマホを電卓代わりに使うこの現代にそろばんを習わせることに意味があるのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、そろばんこそ極めて実用性が高い習い事の一つなのです。
まず、当然ながら計算力が身につきます。
スマホや電卓に頼ることなく、簡単な計算であれば暗算でスラスラ解けるようになるでしょう。
また、そろばんは目と指先を使うために右脳が鍛えられるという効果があり、計算力とは別に記憶力や創造力の向上につながるとされています。
子どもにやらせたい習い事ですが、できる限り後悔はさせたくないという思いがどの親御さんにもあります。
子ども自身も、そして親御さんも後悔しない習い事に通わせたいと考えるのは当然のことです。
この項目では習い事選びで後悔しないポイントについて5つ紹介します。
どの習い事にも言えますが、基本的に子どもが後ろ向きな気持ちで習い事に通っても大きな上達は見られません。
極端に言えば、費やした月謝が無駄に終わるほか、子ども自身に何も残らないことがほとんどです。
一方、子どもが目を輝かせて前向きに習い事に取り組めば、驚異的な集中力を発揮し、持っていた才能を開花させていくこともあります。
子どもを習い事に通わせる前に、子どもに本当にそれを習う意志があるのかを確認し、体験レッスンのようなお試し期間を設けることをおすすめします。
親御さんの中には子どもの時、いくつも習い事を掛け持ちしていた方がいるのではないでしょうか。
友だちと遊ぶ時間もなく、休みの日も習い事や学校の宿題に追われて自由な時間がなかった子ども時代を過ごした人もいます。
習い事を詰め込むと、子どもは肉体的にも精神的にも疲弊します。
結局、どの習い事もプラスに働かない恐れもあります。
子どもに習い事を始めさせる時は、最初は一つに絞り、本人に余裕が見られれば、意志を確認した上で習い事を増やすことを検討しましょう。
子どもに習い事を通わせるのにも、当然お金がかかります。
親御さんとしては、せっかく安くないお金をかけるのであれば、最大限子どもの能力を伸ばしたいと思うのは当然のことです。
一方で、最初に選んだ習い事が子どもにとって最適なものであるとは限りません。
例えば、最初は幾つかの習い事に通わせてみて、子どもと話し合い、成長が見込めそう、子どもが楽しんで通えそうな習い事に絞るといった形で、最も投資するに値する習い事を見つけてみましょう。
「何のために習い事に通うのか」目的意識を子どもと親御さんで共有することで、目指すべき目標が双方にとって明確になります。
目指すべき方向性が明らかになれば、子どもも高いモチベーションを持って習い事に通えるでしょう。
スイミングスクールを例に挙げます。
タイムを伸ばして大会に出られるくらいの上達を目指すのか、海や川で溺れない程度に最低限の水泳技術を身につけるのかで、設定すべき目標や習う期間などが変わります。
親御さんと子どもが共通の目標を共有することで、特に目標もないままダラダラと続け、何も残らなかった、という事態を回避できます。
例えば、学習塾に子どもを通わせたものの、子どもの成長具合を親御さんが全く見ていないというのは度々見られるケースです。
ある程度の時間が経ってから子どもの成績が向上していないことに気づき、塾に確認したところ本人が真面目に取り組んでいなかったことが発覚する、という事態も。
習い事に通わせただけで満足するのではなく、子どもの成長具合やモチベーションの有無は定期的に確かめるように意識しましょう。
あまり上達が見られない、モチベーションが落ちているようであれば、コミュニケーションを通じてその理由を理解する、場合によってはその習い事をやめるよう提案することも検討しなければなりません。
習い先に子どもの教育を丸投げするのではなく、子どもが習い事に対して前向きな姿勢を持てているかを確かめる対話の機会は欠かさないようにしてください。
習い事は闇雲に通わせれば良いというものではありません。
なぜそれを習うのか、習った先に何があるのかを明確にし、子どもが納得感を持てるようなコミュニケーションを徹底しましょう。
多くの習い事が失敗・無駄に終わる理由は、コミュニケーションの不足が原因です。
その習い事そのものに問題があるわけではないため、子どもの意志やその習い事から得られるものや、教える側のスキルや子どもとの相性など、様々なことを考慮し習い事を選びましょう。
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