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コラム

【ダンスのジャンル】HIPHOP・ヒップホップダンスとは?

2021.08.24

    目次

  1. ヒップホップの特徴
  2. ヒップホップの種類
  3. ヒップホップの歴史
  4. ヒップホップダンスを学んで、カッコよく踊ろう!

 

 
“ヒップホップ”ってよく聞くけど、どのようなダンスを指しているの?
聞いたことのある言葉でも、実際その特徴をうまく説明できる人は少ないと思います。
ここでは、ヒップホップダンスの特徴や種類・歴史について紹介。
これからヒップホップダンスを学ぼうと思っている人も、すでにいくつかの動きをマスターしている人も、

ぜひ以下の事柄も頭に入れておいてくださいね。

 

ヒップホップの特徴

ヒップホップは、ストリートダンスの中で最もポピュラーなものの一つ。
「アップ」と「ダウン」でリズムをとるのが特徴です。
「ダウン」では、オンカウントに合わせ膝を曲げ、身体を沈めるようにしてリズムをとっていきます。
対して「アップ」では、ダウンと反対のリズムで、エンカウントで膝を伸ばす形でリズムを取っていきます。

 

それ以外、色々なステップがあるものの、決まった型はとくにありません。
そのため、自由に踊りやすく、表現の幅が広いのも特徴。
躍動的なパフォーマンスで観客を魅了することができます。

元々はパーティーダンスの要素が強く、正解・不正解というよりも、誰もが楽しめるダンスといったところです。
ランニングマン、クラブ、ヒール&トゥなどがヒップホップの代表的なステップとなります。

 

ヒップホップの種類

ヒップホップにはどのような種類があるのか、お伝えします。

 

1.エルエースタイルヒップホップ

スタイルヒップホップ、PV(プロモーションビデオ)系ヒップホップとも呼ばれるジャンル。
歌詞の意味を振付にするなど、おしゃれな振付が特長です。
最近人気の高まっているジャンルの一つでもあります。

表現の仕方によってさまざまな雰囲気を味わうことができます。

 

2.ジャズヒップホップ

ジャズダンスとヒップホップダンスが合わさったスタイルのダンス。
なめらかなジャズの動きと、ヒップホップのダイナミックスさが合わさって、さまざまな表現を生み出します。
アップテンポの曲に合わせることが多く、スローな曲やバラードなどに合わせて踊られることはほとんどありません。

 

3.ミドルスクールヒップホップ

1980年代後半から1990年代の音楽に合わせて踊られたヒップホップ。
スピードの速い曲調に合わせて、軽快なステップを踏むダンスです。

重い音の音楽を使用することが多く、沈み込むような動きをしたり、あえて音を遅らせたりするなどの特徴があります。
MCハマーやボビーブラウンなどのダンスが、当てはまります。

 

4.R&Bヒップホップ

R&Bの曲に合わせて踊るヒップホップダンス。
大人っぽいおしゃれな雰囲気のダンスです。
歌詞の内容を表現する振り付けなどが含まれ、歌詞の世界観に浸りやすいのも特徴。
バックダンサー向けのダンスでもあり、アーティストのMVなどでもよく使用されています。

 

5.ガールズヒップホップ

女性らしさを活かしたヒップホップダンスで、ガールズヒップホップという名前ですが、男性が踊ってもかまいません。
胸や腰などのボディラインを強調する動きが多く、女性ボーカルの曲を使用することが多いです。
衣装も露出が多かったり、可愛らしかったりすることが多く、セクシーさやキュートさを表現したいときに取り入れられるダンスです。

 

6.アンダーグラウンドヒップホップ

後述のニュースクールとミドルスクールが合わさったような形のヒップホップ。

重厚なグルーブを感じさせる独特なノリやステップ、ねじるような柔らかな身体の動き、力強く踏み込んでいくような動作などが特徴です。

重低音が響く曲に合わせて踊ることが多く、強めのビートを感じられるはず。
略して「アングラ」と呼ばれることもあります。

 

ちなみに、ヒップホップ以外にもダンスには多くの種類があります。それぞれの特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:ダンスの種類やそれぞれの特徴について解説

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ヒップホップの歴史

ヒップホップの歴史は主に以下3つに分類されます。

 

1.オールドスクール(1970年代~)

ヒップホップの黎明期。
ブレイクダンス、ポッピンポップ、ロッキンといったダンススタイルが、ヒップホップから派生して生まれました。

当時はライブのバトルなどが行われており、そこからがラップも誕生しました。

 

オールドスクールについて詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。

関連記事:今でも手堅い支持を誇る!オールドスクールダンスの特徴と歴史

2.ミドルスクール(1980年代後半~)

オールドスクールに続く、ヒップホップの全盛期。
スピードの速い曲調に合わせて、華麗なステップを踏んで踊ります。
Run-D.M.C.やLL Cool J、Dr. Dreなどのアーティストが生まれました。
ランニングマンやロボコップなどのステップもこの時期に誕生します。

 

ミドルスクールについて詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。

関連記事:日本にしかない!?ミドルスクールダンスの特徴と代表ジャンル・歴史

3.ニュースクール(1990年代~)

1990年以降に生まれた、それまでの不良っぽいイメージを排除した、新しいイメージのヒップホップダンス。

ミドルスクールまでのヒップホップは、太いゴールドのネックレス・指輪や銃など犯罪者を想起させるところがありました。
それらをなくして、実力一本で切り開いていけるニュージャンルのヒップホップを生み出したのです。

ノリをキープしながら踊る、比較的現代色の強いダンスです。

 

ニュースクールについて詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。

関連記事:現在も進化が止まらない!ニュースクールダンスの特徴と歴史
 

 

ヒップホップダンスを学んで、カッコよく踊ろう!

ヒップホップダンスの特徴・種類・歴史についてお伝えしました。
ヒップホップダンスは、「アップ」と「ダウン」のリズム以外、とくに決まった型はありません。
そのため、さまざまな派生形が生まれ、今も色々なジャンルのヒップホップを踊る人がいます。
ヒップホップはほかのジャンルのダンスとも相性が良く、初めてダンスを練習する人におすすめです。

KPOPダンスについても気になる方は、KPOPダンスとは?をご参考ください。

「どのダンスを習おう」と迷っている人は、ぜひリディアダンスアカデミーでヒップホップダンスを学んでみてください!

 

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