キッズダンススクール・ダンス教室に関するお役立ちコラム一覧
2023.02.27
目次
「ダンスの基本ステップを知りたい!」
「ダンスの授業についていけるか不安」
「子どもにダンスを習わせたい」
子どもの習い事で人気があるダンスですが、習わせようか迷っているお母さんは多いのではないでしょうか。
ダンスはたくさんの種類があり、お子さんに合ったジャンルを選ぶことで、楽しくはじめることができます。
ここからは、ダンスの基本的なステップについて紹介します。
お子さんが踊っている姿を想像しながら読み進めてみてください。
最後には上達方法も記載しています。
まずは、ヒップホップダンスの基本的なステップを紹介します。
【ヒップホップダンス基本ステップ】
それぞれ見ていきましょう。
トゥループはヒップホップの振り付けで多いステップです。
エンカウントの時に重心を後ろに反らし、片足を膝が直角になるように横に上げます。
上げた足の方向に体を向け、足を挟むようにして腕を下ろします。
腕の下ろし方で印象が変わるためアレンジしやすいステップです。
クラブはカニのように蟹股内股を繰り返し動かすステップです。
小さな移動にも使えるステップのため、できるようになっておくと振り付けのバリエーションが広がります。
ロジャーラビットはうさぎが跳びはねるような動きのステップです。
伸びてダウンを繰り返します。
エンカウントで伸びたとき、前の足で半円を描くように後ろに引き、オンカウントでダウンします。
ダウンした時、前の足をあげるため、動き全体が大きく見えます。
1980年代に流行したステップで、今では基本のステップになっています。
ランニングマンは三代目JSBの「R.Y.U.S.E.I.」で有名になったステップです。
走っているように見えることからランニングマンと名前が付きました。
習得するのは難しいステップですが、足を前後に開いた状態から片足立ちになるときのメリハリを付けるだけでかっこよく見えます。
スポンジボブは有名なアニメのキャラクターから名前が付いたステップです。
ランニングマンのように足を開き、片足で立つことを繰り返します。
ランニングマンと違う点は、体を正面に向けたまま、足を左右に開くことです。
ポップコーンはリズミカルな動きが特徴的なステップです。
前にキックするというよりは足の裏を前に見せるようにするときれいに見えます。
その時、少し重心と軸足を後ろにずらすと、さらにかっこいいです。
バートシンプソンはスライドとも言われており、移動で使われることが多いステップです。
スライドしながら首で音を取ったり、胸だけウェーブを入れたりたくさんアレンジができます。
自分の色を出しやすいステップのため、自分なりの一番かっこいいバートシンプソンを研究してみてください。
ヒップホップについて詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:【ダンスのジャンル】HIPHOP・ヒップホップダンスとは?
ここからは、ハウスダンスの基本的なステップを紹介します。
【ハウスダンス基本ステップ】
他のジャンルでも使われることが多いため、習得しておくと有利です。
ツーステップはハウスダンスの特に基本的なステップです。
左右に3歩ずつ横、後ろ、前にステップします。
とても単調なステップですが、足の運び方やなめらかさで上手い下手がきまります。
パドブレはハウスダンス以外でもよく使われるステップです。
体を斜め向いた状態から、奥の足を前に出し、出した足の反対側にトントンと両足を揃えます。
腕で人をかき分けるような振り付けの時によく使うステップです。
体の向きやひねり方を研究するとかっこよく踊れます。
クロスステップは足をクロスして開くことを繰り返すステップです。
音に合わせてアップとダウンを使い分けると、大きく踊れます。
ステップが単調にならないように、首や胸で音を取ると上級者のようなダンスが可能です。
ルーズレッグは最もハウスダンスらしい動きで、ステップが細かく体重移動もあるため、音の取り方が難しいです。
しかし、ハウスダンスの振り付けで何度も出てくるステップのため、鏡を見ながらゆっくり練習しましょう。
ハウスダンスを詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:ハウスダンスとは?魅力や特徴・歴史を解説
次に、ロックダンスの基本ステップを紹介します。
【ロックダンス基本ステップ】
それぞれ解説していきます。
トゥエルはロックダンスの基本的な動きです。
耳のあたりで手をクルっと外回しし、手首が前を向く状態で止めます。
このとき、手はグーではなく、力を入れないようにするとかっこよく決まります。
振り付けの中で何回も出るうごきのため、覚えておきましょう。
スクービードゥーはロックダンスでよく使われるステップです。
キック・トン・トンのリズムで最後にしっかり動きを止めることが重要です。
前にキックして、キックした足からトントンとリズムよくその場に止まります。
スキーターラビットはスクービードゥーを連続で行ったようなステップです。
リズムはスクービードゥーと同じですが、最後のトンのところで止めず、キックした足を前に出し、スキーターラビットを続けます。
スクーバーは足を横に蹴って半円を描くように足を入れ替えるステップです。
振り付けの中でも見せ場で使うことが多いため、頭の位置がぶれないように足を高く上げるとかっこよく見えます。
ロックダンスを詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:ロックダンスとは?特徴と歴史、基本ステップを紹介
ポップダンスは体を打つ振り付けが多いイメージですが、基本のステップもいくつか存在します。
ここからは、ポップダンスの基本ステップを紹介します。
【ポップダンス基本ステップ】
それぞれ見ていきましょう。
ヒットはポップダンスで一番基本的な動きです。
筋肉にグッと力を入れて止めるイメージで胸や腕だけをドンッと打ちます。
他ジャンルでも使われることが多いため、習得しておきましょう。
厳密にはステップではありませんが、これも基本の動きとして知っておきたいテクニックです。
フレズノは腕を前に伸ばし、胸と腕のヒットを打つ動きです。
右手を前に伸ばした場合、右側に体重を乗せるとかっこよく見えます。
これもポップダンスの基本的な動きなので覚えておきましょう。
ティッキングは様々な体勢で腕や胸に細かくヒットを打つ動きです。
腕のウェーブを通している時にドドドドドといったイメージでヒットを打ちます。
マシンガンで撃たれた様子をイメージするといいでしょう。
ターンはポップダンスの振り付けで多いステップです。
軸足に体重を乗せ、コンパスのようなイメージで回ります。
他のダンスのターンは上半身のひねりを利用しますが、ポップダンスのターンは肘を引いたときの遠心力で回るイメージです。
ターンのはじめとおわりに小さくヒットを打つとメリハリが出来てかっこよく見えます。
オールドマンは動きが複雑で難しいステップです。
下半身は腰で円を描き、その動きに合わせて足を出します。
さらに、腰と引っ張り合うように胸も回すと、より不思議な動きに見えます。
これを何回も続けて前後左右に移動するステップです。
ウォークアウトはオールドマンとは違い、カクカクした動きが特徴的なステップです。
斜めを向いた状態から前の足を前、横に出し、出した足の方に体を向かせて後ろに体重を乗せ、前の足に両足を揃えます。
腰と胸の向きを揃えて、小さくヒットを打ちながらするとかっこよく見えます。
ポップダンスを詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:ポップダンスってどんなジャンル?技やスタイル・歴史を振り返ろう
最後にブレイクダンスの基本的なステップを紹介します。
【ブレイクダンス基本ステップ】
ヒップホップダンスでも使われることが多いため、覚えておきましょう。
ツーステップはブレイクダンスの基本的なステップです。
技に入る前や、振りの間で何度も使われます。
足をクロスしながら斜めに出し、戻します。
手は、足を戻すときに胸の前でクロス、足を出すときに開くことが多いです。
自分なりにアレンジしている人が多いステップです。
ツイストはオンカウントの時に体をひねるステップです。
ケンケンのイメージで、右肩が前に来るように右足を左足の左側に付けます。
この時、左足は地面から離れ、足の裏を見せるくらいひねるとかっこよく見えます。
次に、左足を軸にしてケンケンのように片足立ちをして、足を入れ替えます。
これを繰り返すとツイストになるのです。
ブロンクスステップは移動によく使われるステップです。
膝から下を外回りに回した遠心力で進行方向に足を出します。
前に移動しやすいステップのため、技を行った人が脇にはけたあと、うしろから出てくるときによく使います。
チャールストンは前に2歩、後ろに2歩動くステップです。
足を出すときに胸をアップします。
前に歩くときはだんだん伸びるイメージ、後ろに歩くときはだんだんかがむイメージで行うとかっこよく見えます。
イーグルはスキーターラビットのようにキックタンタンのリズムで行うステップです。
スキーターラビットは前後に動きますが、イーグルは前にキックした後、キックした足と反対側に飛びます。
より低く、横の動きを大きく見せるとかっこよく見えます。
ブレイクダンスを詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:アクロバティックで大胆な動きが魅力的!ブレイクダンスの特徴や歴史
メジャーなダンスのステップを紹介しましたが、ダンスにはほかにもたくさんの種類があります。
【ダンスの種類】
フラダンスやバレエも加えると本当にたくさんの種類のダンスがあり、今も増加傾向にあります。
増加の理由は、ジャンルの派生です。
例えば、アニメーションはポップダンスの派生、ュージャックスイングはヒップホップダンスから生まれています。
しかし、ジャンルが分かれていても、ステップや基本の動きが似ているジャンルはたくさんあります。
1つのジャンルに囚われず、様々なジャンルを経験することで表現の幅が広がるでしょう。
ダンスの種類はその時代の特徴を表しています。
これからどんなダンスのジャンルが増えるか楽しみですね。
他にも、ダンスの種類を詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:ダンスの種類やそれぞれの特徴について解説
またこちらの関連記事では子供でも始めやすい4種類のダンスを紹介しています。お子さんにダンスを学ばせたい!とお考えの方はぜひこちらも合わせてご覧ください。
関連記事:子供におすすめのダンスのジャンルとは?4ジャンルご紹介します
上達するためには以下の4つが効果的です。
【ダンスを効果的に上達するための4つ】
ポップダンスに必要なヒットは1回のレッスンだけでは習得できません。
家でスマホを見ながら、テレビを見ながら胸に力を入れてみたり、電車で吊革につかまっている時に腕に力を入れてみたり、日常的に体を使うことで一気に上達します。
アイソレーションの練習も効果的です。
ダンスは体の細かい部分を使うため、アイソレーションでいろいろな動きに対応できるようにしておくと上達が早まります。
これらはマンションやアパートなどジャンプできないところでも実践可能です。
また、レッスン中に効果的なのが、先生の真似です。
顔の角度から腕の出し方など、小さなクセまでしっかり真似しましょう。
自分流のダンスがしたいと思っても、先生の真似が出来てからにした方が、早く上達できます。
自分のダンスと他のダンスの踊り分けができるようになるため、とても効果的です。
そのためには、レッスン中に先生と自分の姿がしっかり見える位置で踊るようにしましょう。
最後にとても大切なのが、ダンスを楽しむことです。
挑戦する気持ちや、新しくできることが増える喜びなど、ダンスを通して学習できます。
音楽に合わせて体を動かすことや自分なりに表現すること、友達と顔を見合わせながらのダンスはとても楽しいです。
楽しんでいるからこそ、アイソレーションや地味な反復練習が苦痛ではなくなります。
ダンスが上達する方法を詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
関連記事:ダンスを上達させるために必要な考え方やコツとは?
各ジャンルダンスの基本的なステップを紹介しました。
ヒップホップダンスのランニングマンのように、聞き覚えのあるステップもあったとおもいます。
どのダンスも、ステップだけで踊ることはありません。
ダンスはステップや技の組み合わせで振り付けが作られます。
レッスンを受けることで振り付けの幅が広がり、みるみる上達するでしょう。
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