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コラム

【ダンスのジャンル】ガールズヒップホップとは?種類や特徴を解説

2022.09.02

    目次

  1. ガールズヒップホップとは
  2. ガールズヒップホップの歴史
  3. ガールズヒップホップの種類
  4. ガールズヒップホップの特徴を解説!
  5. ガールズヒップホップの代表的な技
  6. ガールズヒップホップにおすすめの楽曲と特徴
  7. ガールズヒップホップは女性らしい動きが特徴的なヒップホップダンス

 

 
お子さまをダンススクールに通わせたいものの、具体的にどのようなジャンルのダンスを選べばよいのかがわからないという保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ダンスの種類の一つであるガールズヒップホップを紹介します。

後半ではガールズヒップホップにおすすめの曲も紹介しますので、ダンスの具体的なイメージを持てるようになりたいという方はぜひ最後までご覧ください。

ガールズヒップホップとは

ガールズヒップホップとは、その名のとおり、女性的な動きを取り入れたヒップホップダンスをさします。

そもそもヒップホップダンスとは、ヒップホップの曲に合わせて身体を大きく動かして踊るダンスのことです。

ヒップホップダンスの動きには、特にこれといった決まりはなく、時代とともに新しい動きがどんどん生まれています。

ガールズヒップホップも同様に、決まった動きはありません。

傾向として、胸や腰を使うセクシーな動きが多いという特徴がありますが、曲によってセクシーな要素やキュートな要素を好みで使い分けて、自由に踊ることができます

ガールズヒップホップの歴史

ガールズヒップホップの元である、ヒップホップダンスの始まりは、1970年代のアメリカといわれています。

1970年代といえばアメリカでディスコミュージックが盛んな時期でしたが、アフリカ系やヒスパニック系の移民の若者は、貧しいためディスコに行くことができませんでした。

そこで彼らは、ディスコに行くかわりに公園に集まり、仲間内で音楽パーティーを開いていました。

そこで生まれた音楽やダンスの文化が、ヒップホップです。

その後、ヒップホップダンスはニューヨークを中心に、世界中に広まっていきました。

そんなヒップホップダンスが日本に上陸したきっかけは、1983年に公開された映画『フラッシュダンス』のダンスシーンです。

この映画をきっかけに、日本では若者を中心にヒップホップダンスが流行しました。

そして、のちのガールズヒップホップやR&Bヒップホップダンスなど、さまざまな派生形も世界中で生まれるようになったのです。

海外で有名なガールズヒップホップのアーティストといえばビヨンセです。

日本でも、安室奈美恵や浜崎あゆみといったアーティストがガールズヒップホップでパフォーマンスをしており、多くのファンを魅了しています。

ガールズヒップホップの種類

ここでは、ガールズヒップホップの種類を紹介します。

といっても、ガールズヒップホップからさらに派生して、何らかの種類に分かれているというわけではなく、ヒップホップダンスそのものにいくつかの種類があります。

そのうえで、それぞれのジャンルのダンスに女性的な動きを取り入れることによって、同じガールズヒップホップでもさまざまな表現を行うことができるというわけです。

種類①ジャズヒップホップ

ジャズヒップホップとは、ヒップホップダンスのなかでも現代で特にメジャーといえるジャンルです。

バレエのしなやかな動きを取り入れた「ジャズダンス」とヒップホップダンスの動きがミックスされたようなダンスで、ノリの良さやキレのある動きが特徴的です。

ジャズヒップホップの元となっているジャズダンスは、バレエの動きが元となっているため、女性らしさを強調するガールズヒップホップとも相性がよいでしょう。

種類②R&Bヒップホップ

R&Bヒップホップとは、R&B(リズム&ブルース)とよばれる、ヒップホップのなかでも比較的ゆったりとしたテンポの曲に合わせて踊るダンスのことです。

曲の雰囲気や、歌詞のストーリーに合わせた振り付けが特徴的です。

ガールズヒップホップの特徴を解説!

ここからは、ガールズヒップホップの4つの特徴を解説します。

特徴①女性らしい動きを取り入れている

ガールズヒップホップの最大の特徴は、胸や腰を強調する動きや、しなやかな動きなど、女性らしい動きが取り入れられているという点です。

これだけ見ると、とにかくセクシーな動きをするといった印象を受けるかもしれませんが、必ずしもそうとも限りません。

ガールズヒップホップでは、セクシーな動きだけでなく、キュートさを感じさせる振り付けが取り入れられることもあります。

明確な決まりがなく、女性らしさを感じさせる動きのあるヒップホップダンスであればガールズヒップホップといえるため、表現の幅が非常に広いダンスです。

特徴②基本的には女性ボーカルソングでダンスする

ガールズヒップホップでは、女性的な振り付けにマッチするように女性ボーカルの楽曲が使われることが多いです。

しかし、必ずしも女性ボーカルの曲でなければならないというわけではありません。

あえて男性ボーカルの曲を使って、ガールズヒップホップを踊るという表現も可能です。

ガールズヒップホップにおすすめの曲は、本記事でこのあと紹介します。

特徴③思い切った衣装で踊れる

ガールズヒップホップでは、女性らしい振り付けで踊るため、女性の身体を美しく見せられるショートパンツやへそ出しのスタイルで踊ることができます。

普段の生活ではあまり着ないような思い切った衣装を着ることもできるため、ファッションを楽しみたいという方にもおすすめです。

特徴④男性が踊ってもOK

ガールズヒップホップは、女性的な動きを取り入れているダンスとはいえ、実は男性が踊っても問題ありません

女性的な動きを表現したいという気持ちさえあれば、誰が踊ってもよいため、男性だけのグループや、男女混合のグループで踊るなど、さまざまな楽しみ方があります。

こちらの記事では、ダンスは独学でも習得でいるのかどうかを解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

▶参考記事:ダンスは独学でも習得できるのか?練習方法のポイント

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ガールズヒップホップの代表的な技

ガールズヒップホップには、決まった動きはないものの、よく取り入れられる技があります。

ここでは、代表的な3つの技を紹介します。

ボディウェーブ

ボディウェーブとは、その名のとおり、身体(ボディ)を波(ウェーブ)のようにしならせて、なめらかな動きを表現する技です。

まず身体を大きく反らせ、そこから緩やかに動かしていくため、表現力だけでなくバランス感覚も重要です。

難易度が比較的高い技ですが、うまく踊れるようになると、身体のラインを美しく見せる、ガールズヒップホップにピッタリな動きができるようになるでしょう。

胸のロール

ロールとは、身体の一部を回すことでそのパーツを強調して見せるという技です。

ガールズヒップホップでは、胸のロールで胸を強調するという振り付けがよく取り入れられています。

身体のほかの部分は動かさずに、特定のパーツのみを動かす必要があるため、見た目のシンプルさに反して意外と難易度の高い技です。

スイング

スイングとは、腰を前後左右にくねらせたり、回転させるように動かしたりして腰のラインを強調する技です。

ガールズヒップホップで、胸と同様によく強調されるパーツが腰です。

そのため、腰を目立たせる動きであるスイングもよく取り入れられています。

ガールズヒップホップにおすすめの楽曲と特徴

ガールズヒップホップでは、基本的には女性ボーカルで、ノリのよい曲が使われることが多いです。

しかし、明確な決まりはないため、たとえば男性ボーカルの曲を選んでも問題ありません。

また、洋楽・邦楽問わず、好きなアーティストの曲で踊ることができるため、形式にとらわれずに好きな曲を選ぶとよいでしょう。

ここでは、ガールズヒップホップにおすすめの曲を紹介します。

Power – リトル・ミックス

リトル・ミックスは、ワン・ダイレクションやレオナ・ルイスなどを輩出した音楽オーディション番組をきっかけに結成された、イギリスのガールズグループです。

その出自から、「ワン・ダイレクションの妹分」と称されています。

そんなリトル・ミックスが2017年に出したシングル曲「Power」は、女性の強さをテーマとした楽曲で、ガールズグループの曲でありながら力強い歌詞とボーカルが特徴的です。

ミュージックビデオでは、ガールズヒップホップらしくセクシーな動きもみられますが、どちらかというと女性の堂々とした振る舞いが表現されています。

Superlove – ティナーシェ

ティナーシェは、アメリカの女性歌手です。

歌手のほかに、女優やダンサー、モデルなどマルチに活動しており、音楽活動においてはヒップホップやインディー・ロックなどさまざまなジャンルの影響を受けています。

その高い歌唱力とダンスが人々を魅了し、2018年には世界中のダンサーのあいだで、ティナーシェの楽曲を使ったダンス動画をSNSに投稿することがブームになりました。

ティナーシェの「Superlove」は、恋人へのまっすぐな愛を歌っている曲です。

ミュージックビデオでは、真夏のビーチでダンスを踊っているため、比較的セクシーな振り付けもありますが、歌詞の世界観に合ったキュートな振り付けも目立ちます。

LOVEマシーン – モーニング娘。

最後に紹介する曲は、日本のアイドルグループであるモーニング娘。の大ヒット曲・「LOVEマシーン」です。

LOVEマシーンは、1999年に大ヒットして以来、幅広い世代で親しまれています。

そのため、ダンスのイベントのみならず、地域のお祭りなど老若男女が集まるイベントで踊っても、盛り上がること間違いなしでしょう。

また、邦楽アーティストで歌詞もわかりやすいため、お子さまでも歌詞を覚えて踊れるという点でもおすすめできる楽曲です。

 

ちなみに、ここまで紹介したガールズヒップホップ以外にもダンスには多くの種類があります。

それぞれの特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:ダンスの種類やそれぞれの特徴について解説

 

▼既に気になるジャンルがある方はこちらから▼

【ダンスジャンル一覧】

 

 

ガールズヒップホップは女性らしい動きが特徴的なヒップホップダンス

今回は、ガールズヒップホップの特徴を紹介しました。

ガールズヒップホップは、ヒップホップダンスをベースに、セクシーな動きやキュートな動きなど、女性らしい振り付けを取り入れているダンスです。

細かな振り付けや楽曲の選び方などは特に決まりはないため、自由に楽しく踊ることができます。

女の子のいるご家庭でダンスを始めたいとお考えの場合は、ガールズヒップホップを始めてもよいかもしれません。

ダンススクールをお探しの方は、ぜひリディアダンスアカデミーまでご相談ください。

リディアダンスアカデミーでは、ガールズヒップホップをはじめとするさまざまなダンスのレッスンを受講できます。

まずはぜひ無料体験へお越しください。

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