【ダンスの基礎】アイソレーションとは?コツと練習方法を徹底解説!
2022.09.02
目次
健康な身体づくりを目的として、お子さまをダンスレッスンに通わせたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ダンスにはさまざまなジャンルがあるため、なるべくお子さまの性格や身体能力に合ったものを選びたいですよね。
そこで本記事では、ダンスのジャンルのなかでも人気が高い「ソウルダンス」の特徴やステップなどを紹介します。
お子さまにダンスを習わせたいとお考えの保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
ソウルダンスとは、黒人のミュージシャンが歌う「ソウルミュージック」のリズムに合わせて踊るダンスのことで、ストリートダンスの原型とされています。
ソウルミュージックはR&Bやゴスペルのフレーズなどを含んでおり、主なアーティストにはジェームス・ブラウンやジャクソン5、マーヴィン・ゲイなどがいます。
また、ソウルダンスは数あるダンスのなかでも、比較的簡単なステップや技が多く、テクニックよりもノリのよさや直感性が重視されているジャンルです。
ダンスが未経験の方でも親しみやすいジャンルといわれているため、小さなお子さまでも安心して始められるでしょう。
ソウルダンスは、わかりやすいリズム、あるいはコード進行のソウルミュージックに身を任せ、自然に体を動かすことを特徴としたダンスです。
ステップがダンスの軸になっており、ダイナミックな動きや緻密な動作が求められることはほとんどありません。
また、ソウルダンスは、テクニカルな動きや華やかさといった要素は控えめですが、表現の幅が広く、振り付けやステップの自由度が高いという理由から、人気を集めています。
ソウルダンスは、1960年頃にアメリカで誕生したダンスです。
当時のアメリカは、R&Bやゴスペルが融合したソウルミュージックが流行っており、ディスコでも頻繁にソウルミュージックが流れていました。
次第に人々は、流れてくるソウルミュージックに合わせてダンスを踊るようになり、それが「ソウルダンス」というジャンルに発展したといわれています。
やがて1970年代に入ると、アメリカでは多くの国民が音楽やダンスに関心を持つようになり、1971年からは「SOUL TRAIN」というダンス番組がスタートしました。
この番組に出演した「SOUL TRAIN DANCERS」が、ソウルダンスのパフォーマーとして活躍したことがきっかけで、世界的にソウルダンスの知名度は高まりました。
また、日本では1980年頃からソウルダンスが踊られていますが、日本人が踊りやすいようにアレンジがくわえられていることから「和製ソウルダンス」と呼ばれることもあります。
このように、ソウルダンスは国によってステップや技に違いがあり、現在でも進化を続けています。
ここからは、ソウルダンスの基礎を習得するために、押さえておきたいポイントを紹介します。
ソウルダンスは単調で覚えやすいステップが多いため、ほかのダンスのジャンルと比較すると難易度は低いです。
しかし、リズムに合わせて体を動かすノリのよさや即興的な動きが求められるため、ソウルミュージックを聴くだけで自然と体が動くような感覚が求められます。
また、ソウルミュージックはノリがよい楽曲が多いですが、ポップスやロックと比較するとコード進行が独特であるため、人によっては感覚をつかむまでに時間がかかるでしょう。
そのため、日常的にソウルミュージシャンの楽曲を聴いて理解を深め、ソウルミュージックに親しみを持ちましょう。
ソウルダンスは、ノリのよさや即興性が重視されているジャンルであるため、リズム感を鍛えることがダンスの上達に直結します。
笛の音に合わせて膝の曲げ伸ばしを繰り返すトレーニングや、ソウルミュージックに合わせて腰や足を動かすトレーニングを繰り返すことで、リズム感をアップさせましょう。
首や肩、腰などを部分的に動かすトレーニングのことを「アイソレーション」といいます。
このアイソレーションはすべてのダンスの基礎であり、スムーズにアイソレーションができるようになることで、ソウルダンスの表現の幅は広がるでしょう。
ただし、首や腰などの部位と比較すると、首のアイソレーションは難易度が高く、習得するまでやや時間がかかります。
ダンスに対するモチベーションを保つためにも、まずは首や腰といった、難易度がやさしい部位からアイソレーションを行いましょう。
ソウルダンスには、頻繁に行われる動きが存在します。
以下で紹介する動きは、ソウルダンスにおける代表的な技やステップとされているので、ぜひ参考にしてみてください。
ソウルシーシーは、8カウントを2回繰り返すステップで、ソウルダンスの基本的な動きとされています。
前半(1回目)の8カウントは前後の動きを強調し、後半(2回目)の8カウントは左右の動きを強調します。
ステップのあとは、もとの位置に戻る構成になっているため、限られたスペースで踊ることが可能です。
「バス停」という意味があるバスストップは、足を開いた状態で膝を前に出す動きを繰り返すステップです。
膝を前に出すと同時に、腕を前後に振る動作を繰り返すようになっており、動きが単調であることから技の難易度は低いです。
ソウルダンスやポップダンスの基礎的な動きとされるオールドマンは、足を踏み込むと同時に、反対側の手を伸ばす動作を繰り返すステップです。
非常にシンプルな動きであるため、ダンスのステップのなかでも早い段階で習得できるとされています。
ファンキーチキンは、大きく羽を動かすニワトリを模したステップです。
直立した状態で片足を上げ、膝の閉じ開きを行いながら、肘を前後に動かします。
陽気な動きを特徴とした技なので、ソウルミュージックに合わせてトレーニングを行うことで、コツが早くつかめるようになります。
ちなみに、ここまで紹介したソウルダンス以外にもダンスには多くの種類があります。それぞれの特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:ダンスの種類やそれぞれの特徴について解説
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【ダンスジャンル一覧】
いかがでしたでしょうか。
ダンスのジャンルにはさまざまな種類がありますが、ノリのよさや直感的な動きが重視されているソウルダンスは高い人気があります。
ソウルダンスは、ダイナミックな動きやテクニカルな動きが求められることは少なく、ステップを軸とした動きが多いです。
また、ダンスのジャンルのなかでは難易度も比較的低いため、ダンスの経験がないという方や、小さなお子さまでも安心して始められます。
リディアダンスアカデミーでは、お子さまを対象として、さまざまなジャンルのダンスレッスンを実施しています。
お子さまにダンスを習わせたいとお考えの保護者の方は、ぜひお近くの教室までお問い合わせください。
こちらの記事では、子供におすすめのダンスジャンルを紹介しています。ぜひご覧ください。
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